カノープス、HD映像を活用できるネットワーク対応ハイビジョンプレイヤー

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2006/03/06 10:27



 カノープス(藤原睦朗社長)は、内蔵している記録デバイスからハイビジョンコンテンツを再生できる「蓄積型」のネットワーク対応ハイビジョンプレイヤー「HDMA-4000」を発売した。

 内蔵記録デバイスとして2.5インチHDDやシリコンディスクなどを利用でき、長時間の映像再生やメカニカルレスでの再生など、さまざまな用途や使用環境に対応できる。スケジュール再生やリモコンからの操作にも対応し、ネットワーク経由やメモリカードを利用して簡単にコンテンツを更新できる。

 映像出力端子として、コンポーネント、DVI-D(HDMI)、Sビデオ、コンポジットを装備し、D1、D2、D3、D4解像度での出力が可能。一部の業務用プレイヤー対応コマンドにも対応しており、RS-232Cやネットワークからの制御にも対応する。

 ハイビジョン映像を使った広告や商品説明、美術館、博物館などでの展示物紹介などの用途に向けた出力用デバイスとして開発した。単体のユニットとしてシステム組み込み用に販売するほか、同ユニットを利用したシステム開発の受託も行う。

 税別価格は、40GB HDD内蔵モデルが49万8000円、80GB HDD内蔵モデルが54万8000円、1GBシリコンディスク内蔵モデルが59万8000円、2GBシリコンディスク内蔵モデルが69万8000円。