ASUSTeK、ATIのCrossFire対応、熱のこもらない設計の高性能マザーボード

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2006/03/03 10:08



 ASUSTeKは、ATIテクノロジーズのCrossFire Xpress 3200チップセットを搭載した高性能マザーボード「A8R32-MVP Deluxe」を発売した。実勢価格は2万7000円前後の見込み。

 「CrossFire」は、対応ビデオカードを2枚使用することで、3Dグラフィックスの性能を飛躍的に向上させられるATIの技術。ボードには、CrossFire用のビデオカードスロットとして、フル帯域の16レーンのPCI Express x16スロットを2本装備し、合計32レーンの高速な3D環境を構築できるようにした。

 また、PCI Expressスロット同士の設置間隔を広く取ることで、2枚のビデオカード間に熱がこもらない設計を採用。マザーボードの裏面には、熱伝導率の高い特殊素材を使った冷却用基板を貼り、放熱性を高めた。加えて、AMDの低消費電力・静音技術や、独自のファンコントロール技術などで、高い静音性も実現した。

 対応CPUは、Opteron、Athlon64 FX、Athlon64 X2、Athlon64。対応ソケットはSocket939、メモリスロットは184ピン×4で最大4GBまで搭載できる。また、バックパネルに、External Serial ATAポートを搭載する。