ソニーは2月21日、従来モデルより小型・軽量化を図ったHDV1080i方式のデジタルHDビデオカメラレコーダー「HDR-HC3」を3月3日に発売すると発表した。カラーはシルバーとブラックの2色。価格はオープンで、実勢価格は16万円前後の見込み。

 昨年7月に発売した「HDR-HC1」より容積・重量を約26%削減し、手軽に持ち運べる手のひらサイズを実現したのが特徴。外形寸法は幅82×高さ78×奥行き139mm、本体質量は500g、容積490ccと、「HDR-HC1」の幅71×高さ94×奥行き188mm、本体質量680g、容積660ccと比べてコンパクトに収めた。

 ICの統合や新規電源ICを開発し、従来3枚使用していたメイン基板を1枚に集約したり、放熱板などの部品点数を削減して小型・軽量化。民生用ハイビジョン対応デジタルビデオカメラとしては世界最小・最軽量を実現した。

 イメージセンサーには、ハイビジョンモデル用に新開発した「クリアビッドCMOSセンサー」を搭載。「HDR-HC1」では15ルクスだった最低被写体照度を11ルクスまでとし、400万画素の静止画記録、業界初となる動画と230万画素静止画の同時記録、スポーツシーンや生きものなどの観察に便利な「なめらかスロー録画」など、さらなる高画質記録を実現した。

 デザイン面では、首に負担のかかりにくい前方に7度傾けたグリップ部、バッテリーが本体にすっきり収まるスマートな設計、シルバーモデルとブラックモデルで異なった質感など、使いやすさと高級感にこだわった。液晶モニタは2.7型ワイドの大画面で、液晶画面に触れるだけで、さまざまな設定や操作が行えるタッチパネル方式となっている。

 記録メディアは、従来モデルと同じく、ミニDVカセットテープを採用。ハイビジョン映像を記録するHDV1080i方式(水平1440×垂直1080)に加え、従来のDV方式での記録・再生に対応する。また、新たに「HDMI端子」を搭載し、別売りのHDMIケーブルでHDMI端子搭載テレビとつなげば、1本のケーブルでハイビジョン映像と音声を手軽に再生できるようにした。