アスキーソリューションズ、データの統合・分析が簡単にできるDBツール

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2006/02/01 10:27



 アスキーソリューションズ(田北幸治社長)は、韓国のオズウェブテクノロジー(趙鐘敏代表取締役)と共同開発したデータ処理・分析ソフト「QueryMagic(クエリーマジック)」のダウンロード版を発売した。価格は1万7640円。

 「クエリーマジック」は、社内に散在しているデータベースから、簡単にデータを統合・分析できるデータ検索・抽出ツール。データベース用言語の「SQL」を使わずに、簡単にデータベース操作が行えるのが特徴。抽出した結果は、CSVやXML、Excelといったフォーマットで保存するため、新しいデータベースとして利用したり、別のシステムで使うこともできる。データの追加・修正・削除権限をもつユーザーがデータベースに接続することで、ソフト上で編集した結果を元のデータベースに自動的に反映することも可能。

 「Oracle」「MS-SQL」「IBM DB2」「MySQL」「PostgreSQL」といったデータベースに対応する。そのほかのデータベースとも、マイクロソフトのデータベースアクセスソフト「ODBC」と接続することでデータを抽出できる。CSVファイルからのデータ抽出も行える。

 ダウンロード版のほか、パッケージ版も2月17日に発売する。価格は2万790円。ダウンロード版、パッケージ版を合わせ初年度で5万ユーザーの導入を目指す。アスキーでは、「データのグラフ化」「Excelファイルの直接読み込み」「SQL文の表示・編集」などの機能を搭載した上位版も5月以降に販売する計画で、「クエリーマジック」を主力製品に育てたい考え。