東芝エレベータ(下野政之社長)は1月17日、世界初の「磁気浮上制御」を活用したエレベーターを開発したと発表した。動力方法は異なるものの磁気浮上については、リニアモーターカーで使われている技術を応用したもの。08年春の製品化をめざす。

 同社が世界で初めて開発した「磁気浮上制御」を活用したエレベーターは、永久磁石と電磁石からなるユニットを使い、かごとガイドレールを接触させることなくエレベーターを走行させる。このため、従来のようなレールを走る車輪が不要でレールの加工精度や据え付け状態に影響を受けず、乗り心地も向上する。また、騒音も抑えることができる。高速エレベーターの乗り心地を向上させることを主な目的として開発されたもので、適応機種は高さ100m以上の高層ビル向け分速300m以上の高速エレベーターを予定している。