ソニーのハワード・ストリンガー会長兼CEOが「コンシューマ・エレクトロニクス・ショウ(CES)2006」の開幕に合わせて行った基調講演のなかで、ゲストスピーカーとして俳優のトム・ハンクス氏や米デルのマイケル・デル会長が登場し、朝早くから講演会場に詰めかけた人たちを沸かせた。

 ソニーのハワード・ストリンガー会長兼CEOが「コンシューマ・エレクトロニクス・ショウ(CES)2006」の開幕に合わせて行った基調講演のなかで、ゲストスピーカーとして俳優のトム・ハンクス氏や米デルのマイケル・デル会長が登場し、朝早くから講演会場に詰めかけた人たちを沸かせた。

 ソニーがCESで掲げる4つの重点分野のうち、トム・ハンクス氏は、テレビ番組や映画の収録・編集・送出の現場に変革をもたらす「デジタルシネマ関連」のゲストスピーカーとして出演した。登場時、同氏はソニー製の携帯オーディオ端末を片手に「これなら僕にも簡単に操作ができる」と笑いを誘い、その後、現在同氏主演により撮影が進められている「ダビンチ・コード」の監督らとともに、映画をデジタルで撮ることの優位性などを呼びかけた。

 一方、マイケル・デル会長は、もう1つの重点分野「HD(ハイデフィニション)関連」のゲストとして招かれた。パソコン分野ではソニーと競合関係にあるデルだが、次世代DVD規格「ブルーレイ・ディスク(BD)」では同じ陣営に属する形となっている。このあたりの関係でジョークのやり取りを交わした後、デル会長は「50GBのブルーレイを使うことで、ユーザーがコンテンツを自由に扱えるようになる」とエールを送った。なお、ソニーでは残り2つの重点分野として「e?エンタテインメント」、「プレイステーション」を掲げている。