楽天(三木谷浩史社長)は、インターネットショッピングモール「楽天市場」の出店数が、05年12月28日に1万5000店を突破したと発表した。

 04年10月に出店数1万店を突破後、わずか1年2か月で5000店も増加した。同社はその要因として、(1)プロ野球参入効果により、全国的に「楽天市場」の知名度が上がった、(2)「楽天市場」内で成功する出店者が増え、Eコマース参入に対する事業者の意欲が高揚した、(3)地方拠点を増やし地域に根ざしたサポート体制を整えた、(4)楽天KCとの営業的なグループシナジーが働いた――ことなどを挙げている。

 現在では、月商5億円を突破する出店者や、携帯サイトのみで月商1億円を突破する出店者も出現。1997年のサービス開始時と比べ、出店者のネットショップに対する意識は大きく変化し、サイドビジネス的な位置付けから、本格的な投資と運営が定着しつつあると分析する。

 同社は、創業時より「中小企業のEmpowerment」と「日本を元気にする」をモットーに、独自のシステムを駆使し、全国の出店者とともにマーケット拡大を推進してきた。05年の活動では、出店者との関係をよりWin-Winなものにするため、大阪に続き仙台や福岡に支社を開設、出店数の成長率も東北・九州地方がけん引する結果となった。