米マイクロソフトのビル・ゲイツ会長は米国時間の1月4日夜、ラスベガス(ネバダ州)で5日から始まる世界最大の国際家電見本市「コンシューマ・エレクトロニクス・ショウ(CES)2006」の前夜祭で基調講演を行い、次世代OS「Windows Vista」の各機能を披露したうえで、「今年は“デジタルライフ”が始まる大きな節目の年。HD DVDやXBox、メディア・センターなどがすべて簡単に接続できるようになる」と語った。

 米マイクロソフトのビル・ゲイツ会長は米国時間の1月4日夜、ラスベガス(ネバダ州)で5日から始まる世界最大の国際家電見本市「コンシューマ・エレクトロニクス・ショウ(CES)2006」の前夜祭で基調講演を行い、次世代OS「Windows Vista」の各機能を披露したうえで、「今年は“デジタルライフ”が始まる大きな節目の年。HD DVDやXBox、メディア・センターなどがすべて簡単に接続できるようになる」と語った。

 講演では「Windows Vista」に盛り込まれる新機能が次々と紹介され、3D(3次元)表示によるブラウジングや音楽コンテンツのカスタマイズ、VoIPとの連動、HDコンテンツに対応した次世代メディア・センター、片手操作を可能にしたタブレット版OS、HD対応のXBox向けコンテンツなどのデモが繰り広げられた。

 次世代メディア・センターのデモでは、東芝が3月に北米市場で投入予定の次世代DVD規格「HD DVD」対応プレーヤーの紹介と合わせて、映画を止めることなく登場俳優のプロフィールやコメント、タイトルに関する情報などが同時閲覧できるシーンが披露された。

 また、「XBox 360」向けHD対応コンテンツのデモでは、ボクシングゲームでゲイツ会長とスティーブ・バルマーCEOが巨大スクリーンをバックに壇上で対戦するといった場面もあり、会場を沸かせた。「XBox 360」は2006年6月までに世界で450?550万台の出荷を見込んでおり、ユーザーが購入を機にHDテレビに買い替えるという波及効果にも期待を寄せた。

 ゲイツ会長は“デジタルライフ”の具現化に向け、「ディスプレイの価格も下がっており、ハードベンダー、コンテンツ会社のパートナーシップも強まっている。しかも、ソフト業界はネット上で様々なパワーを発揮しており、ユーザーセントリックな環境が訪れつつある」と締め括り、そのベースとなるプラットフォームとして「Windows Vista」の普及に自信を示した。