東芝は、ノートパソコン「dynabook」シリーズ3機種6モデルとAVノートパソコン「Qosmio」シリーズ2機種4モデルを、12月23日から順次発売する。すべてのモデルでワイド液晶を採用し、データ移行ソフトや大容量USBメモリを添付するなど、新たな試みを盛り込んだ。価格はオープン。

 14.1型ワイド液晶を搭載した新シリーズ「dynabook TW」をはじめデザインを一新。15.4型ワイド液晶を搭載した「dynabook TX」「dynabook AX」、17型ワイド液晶を搭載した「Qosmio G20」など、全モデルにワイド液晶を搭載した。これまで高価格帯PCが中心だったワイド液晶を、普及価格帯の機種にも広げたもの。

 また新たに、データ移行ソフト「PC引越しナビ」を全モデルにプレインストール。同ソフトは、Internet ExplorerやOutlook Expressの設定、マイドキュメントフォルダ内のファイルなどを移行でき、メディアの容量を超過した場合には自動的にデータを分割する機能を備える。これに合わせ、一部のモデルには、512MBのUSBフラッシュメモリを同梱し、別途メディアを買うことなく、これまで使用していたPCからデータをスムーズに移行できるようにした。

 このほか、5400rpm高速HDDやharman/kardonステレオスピーカー(dynabook AXシリーズ除く)を搭載するなど、スペック面の強化を図った。EU(欧州連動)25か国で、コンピュータや通信機器、家電などで特定有害物質(6物質群)の使用禁止を定めた指令「RoHS指令」にも、全モデルで完全対応した。

 「dynabook TX」シリーズでは、ワンタッチボタン付き光るタッチパッドを採用。タッチパッドの右端をタッチすると青い光が灯って「ボタンモード」となり、メール起動や音量コントロールなどがタッチパッドで行えるようになる。

 発売日は、「Qosmio G20」と「Qosmio F20」3モデルが12月23日、「dynabook TX」3モデルと「dynabook AX」2モデルが12月28日、「dynabook TW」は1月下旬の予定。実勢価格は、「dynabook TX」が17万円台半ばから、「dynabook AX」が14万円台半ばから、「dynabook TW」が16万円前後、「Qosmio G20」が27万円前後、「Qosmio F20」が19万円台半ばからとなる見込み。