ソニー(中鉢良治社長)は周囲180度の映像を撮影可能な薄型・軽量カメラモジュール、「カメレオンアイ RPU?C1833」を開発、06年3月中旬からサンプル出荷を開始すると発表した。サンプル価格は税込みで10万500円。

 水平180度、垂直180度の視野を円形画像として撮影する小型魚眼レンズを使った小型を搭載。パン・チルト機構を用いずに広い範囲を一度に撮影できる。パン、チルト、ズームなどの画角操作は駆動機構を使わず電気処理で行える。

 撮影した広角映像は、専用の画像処理半導体で平面映像に再構成し、一般のカメラ映像と同じようにテレビに表示する。PCに出力して見ることも可能。また、レンズの小型化と電気回路の集積技術で従来製品よりも体積で1/7、重量比で1/5とコンパクトなサイズを実現した。

 完成したモジュールは小型・軽量なため、ソニーでは、これまでの広角カメラシステム設置が難しかった家のドアやATM端末などに組み込んだモニター用カメラとしての用途を見込んでいる。