NTTドコモ、FOMAでシンプル携帯、通話機能に特化しながら小さな液晶も

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2005/12/08 17:00



 NTTドコモ(中村維夫社長)は、FOMA用携帯電話端末「らくらくホン シンプル」を12月16日に発売する。高齢者などをターゲットに音声通話に機能を絞ったのが特徴。

 1.3インチのSTN液晶モノクロを採用。高齢者でも扱いやすいよう操作ボタンが大きなデザインにした。操作しやすいようボタンの文字は縦7.2mmと大きくした。短縮ダイヤルは10件の登録が可能。登録されていない電話番号からの着信があった場合には、着信拒否できる「安心機能」を搭載した。短縮ダイヤルの相手を書き込んだ電話帳シールを貼ることができる「引き出し電話帳」も付けた。

 通話相手の声を聞きやすくする「音質補正」や受話音量、着信音量を従来機よりも大きくできるなど音声機能も強化した。また、卓上ホルダやACアダプタで充電すると家族などの指定した携帯電話にSNS(ショートメッセージ)を送信し安否が確認できる「見守り通知機能」も装備する。

 ボディカラーはプラチナ。サイズは、高さ:127×幅:50×厚さ:18.9mm。重さは90グラム。連続待ち受け時間は静止時が600時間、移動時で400時間。連続通話時間は180分。全国のドコモショップで販売する。