シャープ、画像に強いカラーの電子辞書、ブリタニカ国際大百科事典など収録

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2005/12/07 16:35



 シャープ(町田勝彦社長)は、4.3型ASV液晶搭載のカラー電子辞書「PW?N8000」を12月17日に発売する。業界初となる解説をカラー画像から検索できる「ブリタニカ国際大百科事典」「世界遺産100選」を収録したのが特徴。価格はオープン。実勢価格は4万円前後。

 「ブリタニカ国際大百科事典」は、収録する花や動物など2500枚のカラー画像を検索できる「画像で探す」機能を搭載。図鑑をめくる感覚で画像と解説文を見つけることができる。

 本体にSDカードスロットを装備。「ブリタニカ国際大百科事典」ではSDカード内にあるデジタルカメラなどで撮影した画像と辞書の用語をリンク付けする「画像リンク」機能も備える。SDメモリーカードを差し込み、用語を検索。関連付けされている画像があれば、呼び出して表示する。ユーザーが簡単に関連付けができる専用ソフト「画像リンクサポート(ファイル名書き込み)ツール」のダウンロードサービスも12月20日から開始する。

 一方、「世界遺産100選」では世界遺産のカラー画像から検索する「画像で探す」機能のほか、カラー世界地図から世界遺産を探す「地図から探す」機能も盛り込んだ。検索はテーマや分類からも行える。

 ほかにも「スーパー大辞林」「新 家庭の医学」、パラパラアニメで体操の動きがわかる「NHKためしてガッテン『脱・糖尿病』ものぐさ体操」など43のコンテンツも収録している。