NTTコムウェア(今井郁次社長)とシーモン(三好満国社長)は、マンション各戸の玄関ドアにLinuxサーバーを組込み、遠隔での指紋照合を可能にした「指紋認証型マンション入館システム」を開発した。

 NTTコムウェアが開発した超小型Linuxサーバー「L-Box」を使い、各戸の玄関ドアに指紋認証装置を組み込んだロック・システム。入居者の指紋情報は、マンション集合玄関のシステムによる一元管理ではなく、各戸内で指紋照合、指紋登録などの分散管理が可能。

 マンション集合玄関では、入居者が部屋番号を入力、指紋照合を行うと、ネットワークを経由して各戸の玄関に登録されたデータと照合し、マンションに入館することができる。指紋情報は、各戸の玄関に設置されている指紋認証装置で登録・管理できるほか、指紋情報を一か所で集中管理しないため、プライバシーの漏えいや全指紋情報の盗難の事態を回避できるのが特徴。さらに、システムは住宅戸数に制限がなく、大型マンションへの導入対応する。

 さらに、シーモン社の指紋認証技術を使いうことで、指紋偽造を高確率で発見したり、指に水や皮脂が付着していても正常に読みとるという安定性を兼ね備えた。

 NTTコムウェアでは、遠隔での認証を実現させるオフィスビルを始め、鍵を必要とするあらゆる場所へ提案していく。なお、6月29日(水)から7月1(金)日まで、東京ビックサイトで開催される「情報セキュリティEXPO」のシーモン社ブースで「指紋認証型マンション入館システム」を展示する。