ソースネクスト(松田憲幸社長)とターボリナックス(矢野広一社長)は、リナックスOS「Turbolinux Personal」と、同OSにマルチメディア機能などを追加した「Turbolinux Multimedia」を8月5日に発売する。価格は、「Turbolinux Personal」が1980円、「同 Multimedia」が3970円。

 「Turbolinux Personal」は、ターボリナックスのデスクトップ向けリナックスOS「Turbolinux 10 Desktop」(1万6590円)から商用ソフトウェアなどを除いた基本機能をベースにカスタマイズしたもの。ウェブブラウザ、メールソフト、インスタントメッセンジャーや印刷機能など、基本的な機能を搭載。ネットワーク接続されている他のWindowsパソコンにアクセスし、シームレスにファイル共有もできる。

 「Turbolinux Multimedia」は、「Turbolinux Personal」にWindows Mediaコンテンツ、RealVideoなどのストリーミング再生やMP3再生ソフト、FlashコンテンツやJavaアプレット対応ソフトを加えたマルチメディア機能強化版。デジタル写真の取り込みや高度な編集にも対応しており、さらに、初回出荷分に限り「StarSuite 7」パーソナルパックをバンドルする。

 今回の「Turbolinux Personal」は、ソースネクストがPCソフトのコモディティ化戦略として展開している「Quality1980」シリーズの1つとして販売するもの。安全性の高いリナックスOSを1980円で提供することでプラットフォームの選択肢を広げ、さらなるユーザーの拡大を目指す。

 同社はすでにリナックス対応アプリケーションとして、「StarSuite 7」シリーズ、「Oracle JDeveloper 10g 1Year Limited」、「IBM DB2 Personal Developer's Edition Lite V8.2」をいずれも1980円で発売。さらに、08年度までに、ラインアップを50タイトルまで拡大させていく計画。

 一方、ターボリナックスは、ソースネクストの販売網とターボリナックスの技術を融合させることで、Windowsとの共存や代替えとなるOSとして身近に提供できるようになる。なお、今回の提携製品と並行して、引き続き「Turbolinux Desktop」主力製品を開発、販売していく。