国立大学法人東京大学(小宮山宏総長)とサン・マイクロシステムズ(ダン・ミラー社長)は20日、新しい技術・価値や産学連携モデル確立を目指す組織的な共同研究に係る協定書を締結したと発表した。CPUの開発や高速ネットワーク構築など、IT分野の研究で関係強化を図り、共同研究による成果を社会へ還元、貢献することを目指す。<br />


 国立大学法人東京大学(小宮山宏総長)とサン・マイクロシステムズ(ダン・ミラー社長)は20日、新しい技術・価値や産学連携モデル確立を目指す組織的な共同研究に係る協定書を締結したと発表した。CPUの開発や高速ネットワーク構築など、IT分野の研究で関係強化を図り、共同研究による成果を社会へ還元、貢献することを目指す。

 東京大学の石川正俊・副学長・産学連携本部長は、「これまで東京大学は、優れた技術がありながら、世界に発信できていなかった」と語り、今回のグローバルに事業展開しているサンとの取り組みにより、「優れた成果を全世界に発信することで、新たな時代を築いていきたい」と抱負を語った。

 将来的には東京大学の研究員をサンの研究開発機関「Sun Labs」で採用したり、サンの研究者を東京大学に派遣するなど相互人材交流によるグローバルな人材育成も視野に入れる。

 ダン・ミラー社長は、「20世紀のIT業界は利益主体となっていたが、21世紀は世界的、地球規模の連携が重要になる」として、「コンピュータ業界の役割は新しいアイデアを構築することにある」ことから、新たにグリッドコンピューティング、新しいソフトなどを創出し社会に貢献していきたいと語った。