フォトロン(長瀬朋彦社長)は、地図や公図などの紙資産を修正、加筆、省スペース保管で有効活用する紙図面デジタル化&編集ツール「図脳デジタルシートCivilVer.7」を6月22日に発売する。価格は52万2900円。

 最新版では、複数の図面を貼り合せる機能や地図を座標に合わせて精度高く補正する機能、汚れを除去するごみ取り機能など、ラスター編集機能をさらに強化。建設CALS/ECの実施開始を受けて、CAD製図基準(案)に対応する図面作成サポート機能や土木製図コマンドも充実させた。

 地図や公図、現況図面などの紙図面を大判スキャナやA0、A1サイズ対応の広幅複合機から取り込み、カラー、モノクロを問わず、CAD上で活用できるカラーラスター/ベクター混在機能を搭載する。取り込むラスターのファイル形式は、TIFF形式、BMP形式、JPEG形式に対応。

 紙図面が汚れていたり、青焼き図面であっても、「ごみ取り機能」できれいな図面に再生可能。このほか、歪みのある場合に座標に合わせて補正するメッシュ補正コマンド、継ぎ目のない貼り合せ図面を作成できる多点接合コマンドなど、豊富なラスター編集機能を搭載する。別売のラスター/ベクター変換モジュール「図脳RV コンバータPRO Ver.2」のプラグインで高速ラスター/ベクター変換も可能。

 国土交通省の定めるCAD製図基準(案)、官庁営繕部、農水省、日本道路公団など、多くの最新納品基準に対応。電子納品基準に適合しているかどうか一括チェックするプログラムを標準添付し、適合していない部分は自動修正機能で修正できる。

 同社では、新製品を大判スキャナやA0、A1サイズ対応の広幅複合機などと組み合わせたソリューションとして提案していく考え。