スウェーデンのエリクソン社(カール-ヘンリック・スヴァンベリ社長、CEO)は、GSMに対応した無線基地局「RBS 2708」を開発した。同システムにより、乗客は航空機内で携帯電話の利用が可能となる。

 「RBS 2708」は世界で普及する無線基地局「RBS 2000」製品群の一つ。通信事業者は、2?3の手順を加えるだけで、同基地局を既存の無線基地局と同様に管理でき、航空機システム上でGSMを起動するのも、航空乗務員が簡単に行える。

 また、同製品は、電磁式スクリーニング装置(Electromagnetic Screening Device)と一体化され、航空電子工学の業界標準規格である「ARINC 600」に収納できるので、設置や運用が容易にできる。また、航空機搭載の電子装置や陸上の無線ネットワークと干渉することなく、最大60の同時通話が可能になるという。なお、本システムは2005年度後期に設置準備が整う予定。