ブラザー工業(平田誠一社長)は6月14日、新型モノクロレーザープリントエンジンを搭載したデジタル複合機の新モデル「マルチファンクショセンター」4機種を7月1日から順次発売すると発表した。SOHOを中心としたオフィスにターゲットに、4機種合計で5000台/月の販売を目指す。<br />


 ブラザー工業(平田誠一社長)は6月14日、新型モノクロレーザープリントエンジンを搭載したデジタル複合機の新モデル「マルチファンクショセンター」4機種を7月1日から順次発売すると発表した。SOHOを中心としたオフィスにターゲットに、4機種合計で5000台/月の販売を目指す。

 今回の新モデルでは、本体の高さを従来機種の3分の2程度に抑え省スペース化を図ったほか、20ppm(毎分20枚)の高速印刷ができ、250枚の用紙がセットできる給紙カセットを本体下部に装備している。

 小池利和・取締役常務執行役員I&Dカンパニープレジデントは、「小型MFP(デジタル複合機)のモデルでこれだけ省スペースを実現したのは画期的だ。しかも印刷速度は20ppmと高速で、あらゆるSOHOのニーズに応えることができる」と、SOHO市場開拓に自信を見せる。

 新モデルは4機種。上位機としてはファックス、プリンタ、デジタルコピー、スキャナ、PCファックス、ネットワークの各機能を搭載した「MFC?7820N」(希望小売価格、9万4500円)、同機からネットワークを除いた機能を搭載した「MFC?7420」(同8万4000円)がある。また、プリンタ、デジタルコピー、スキャナ機能を持つ「DCP?7010」(同5万2500円)、ファックス、プリンタ、デジタルコピー、PCファックス(送信のみ)を装備した「FAX?2810」(同7万3500円)をラインアップした。

 同社のデジタル複合機は、米国と欧州では30%以上のトップシェアを獲得しているが、日本でのシェアはまだ低い。小池取締役は、「欧米と同様に日本やアジア圏に資源を投じるが、欧米なみに伸びる可能性はある」と、得意領域のSOHOを中心に国内でも販売を本格化する。これまで、同社のデジタル複合機の販売チャネルは、70%がパソコン量販店など店頭に集中していたが、今後、法人営業を得意とするディーラーを通じた販売を拡大する計画だ。