ソニー、MP3形式での再生にも対応したネットワークウォークマン2機種

ニュース

2004/11/30 16:40

 

ネットワークウォークマン ソニーマーケティングは、高音質音声圧縮技術ATRAC3plus形式に加え、MP3形式のまま音楽データの転送・再生が可能なネットワークウォークマンの新製品として、「NW-HD3」(20GB HDD内蔵)と「NW-E99」(1GBフラッシュメモリ内蔵)の2機種を発売する。価格はともにオープンで、市場推定価格は、「NW-HD3」が4万2000円前後、「NW-E99」が3万円前後。

 「NW-HD3」は、付属のアプリケーションソフトウェア「SonicStage Ver.2.3」との組み合わせによって、MP3ファイルをATRAC3plus形式に変換せずそのままパソコンから高速転送することが可能。内蔵の20GB HDDには、ATRAC3plus形式で最大約1万3000曲(CD約900枚)、MP3/128kbpsモードでは最大約5000曲(CD約330枚)の楽曲を高音質のまま記録することができる。

 カラーは、シンプルでスタイリッシュな「シルバー」、「ブラック」と、カジュアルで清涼感のある「ブルー」に、彩り鮮やかでファッショナブルな新色「レッド」を加えた全4色を用意した。

 「NW-E99」は、大容量1GBのフラッシュメモリを内蔵しており、最大CD約45枚分、約680曲の楽曲を記録することが可能。手のひらに収まる小型・軽量ボディながら、多くの楽曲を手軽に持ち運ぶことができる。

 また、アプリケーションソフトウェアには「SonicStage Ver.2.3」に加え、MP3ファイル専用ソフトウェア「MP3 File Manager(MP3ファイルマネージャー)」を付属。ハードディスク上のMP3ファイル/フォルダを直接「ドラッグ&ドロップ」して「NW-E99」に転送できる。

 カラーは「シルバー」で、同社ショッピングサイト「ソニースタイル」において、限定モデル「ブリリアントシルバー」を11月30日から先行予約販売開始した。価格は2万9800円。