2026.10.20 08:00

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「竹山団地プロジェクト」が2026年度グッドデザイン賞を受賞!

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 神奈川県住宅供給公社、神奈川大学、KUSC、竹山連合自治会は10月15日に、4者が協働で展開している「竹山団地プロジェクト」が、2026年度グッドデザイン賞を受賞したことを発表した。

「竹山団地プロジェクト」が2026年度グッドデザイン賞を受賞

受賞を記念して「共助のデザインを学ぶ団地ツアー」を開催

 神奈川県住宅供給公社は、竹山団地が上層階を中心とした賃貸住宅の空き住戸の増加、住民の高齢化にともなう外出機会の減少や地域活動の担い手確保といった課題を抱えていることから、神奈川大学と2020年3月に地域活性化と学生の健全育成に関する連携協定を締結して、竹山連合自治会の協力のもと、空き住戸を活用して同大学サッカー部の学生が団地に暮らす仕組みを構築している。竹山団地に居住する学生は、地域の一員として環境美化や地域行事に参加するなど、日常的な地域活動に関わってきた。

 2024年には、竹山団地内商店街の空き店舗を交流と運動の拠点として整備するなど、学生が地域を支えて地域が学生の学びや成長を支える「共助循環型コミュニティ」のさらなる形成を目指しているという。

 具体的には、神奈川大学の4学年約60名の学生が団地内の賃貸住宅に点在して暮らして、1人ひとりが住民と日常的なコミュニケーションを重ねている。夏祭りや防災訓練といった地域行事への参加を通じて、地域の歴史や文化を学ぶとともに、スマートフォン教室や新施設での運動指導といった、学生の知識や経験を生かした活動も実施しており、世代を超えて互いに支え、見守り、学び合う「共助」の関係性を育んできた。
 
学生と住民が互いに支え、見守り、学び合う「共助」の関係に

 学生の活動を単発のボランティアで終わらせることなく、団地住民の健康づくり、教育・福祉・交流といった地域の多様な価値につなげ、活動の一部を有償化することによって、学生の継続的な参画を支えるとともに地域内に新たな経済循環を生み出して、持続可能な仕組みとしての定着を目指す。
 
単発のボランティアではなく、持続可能な仕組みに

 新たな交流を生み出す拠点となる施設の設計・意匠やコミュニケーションデザインには、irodori一級建築士事務所の一色ヒロタカ氏、神奈川大学建築学部[まち再生コース]山家京子教授、上野正也准教授、塩脇祥特別助手、および学生が中心となって関わっている。
 
(上段左から)一色ヒロタカ氏、山家京子氏、上野正也氏、塩脇祥氏、
(下段左から)神奈川大学建築学部まち再生コース
(当時在籍学生)の兼田聖人さん、篠原光汰さん、関川吹雪さん、濱大智さん

 今回のグッドデザイン賞受賞にあたっては、地域の大学、NPO、自治会が連携して新たなコミュニティ形成と活性化を生み出そうとすることで、団地の課題を突破するアプローチとして大変ユニークで新しい視点をもたらす点や、大学のサッカー部が核となっているという物語性による強い個性とデザインのおもしろさ、活動が活発な体育会系部活動と連携することによるプロジェクトデザインの秀逸さなどが評価されたという。

 なお11月18日・20日、12月2日・18日の各日10時30分~14時には、グッドデザイン賞受賞を記念した竹山団地での取り組みを実際に学べる団地ツアーが開催される。

 当日は、「竹山団地プロジェクト」の立ち上げに携わった神奈川県住宅供給公社、および神奈川大学、KUSCの担当者から、同プロジェクトの背景や仕組み、取り組みのポイントについて聞ける。また、団地内の主要施設を巡りつつ、地域で暮らし活動する神奈川大学のサッカー部員や住民の、実際の声を聞くことができる。

 定員は各回最大10名で、参加費は1名あたり2000円(昼食・ドリンク付き)。

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