スマホでお賽銭! 北海道で体験できる神社まとめ

特集

2025/12/09 17:00

 最近、さまざまな場所でデジタル化が進んでいますが、お賽銭もデジタル化されていることをご存じでしょうか。これまで1円玉や5円玉などの硬貨をお賽銭箱に入れるのが恒例でしたが、コードや電子決済システムを利用したデジタル賽銭を採用する神社が増えています。そこで、デジタル賽銭の概要や北海道でデジタル賽銭が可能な神社を紹介します。

デジタル賽銭とは?

 まず、デジタル賽銭について理解を深めましょう。デジタル賽銭とは、神社や仏閣でお賽銭を納める際に、スマートフォン(スマホ)のコードや電子決済サービス、クレジットカードなどを使ってデジタルで寄付を行う仕組みのことです。

 神社や仏閣でもキャッシュレス技術を採用し、参拝者が手軽にお賽銭を納められるよう工夫しています。ここでは、デジタル賽銭のメリット・デメリット、実際にデジタル賽銭をする際の流れについて解説します。
 

デジタル賽銭のメリット


 デジタル賽銭のメリットは、次の三つです。

・お賽銭を納める際に現金を持ち歩く必要がない
・決済ツール(スマホやクレジットカードなど)があれば手軽にお賽銭ができる
・決済ツールがあれば、海外からの観光客でもお賽銭を納められる

 キャッシュレス化が進み、「現金をあまり持ち歩かない」という人も増えています。その点、デジタル賽銭では、対応した決済ツールさえあれば、現金不要でお賽銭を納められるでしょう。
 

デジタル賽銭のデメリット


 デジタル賽銭のデメリットは、次の2点です。

・スマホや電子決済に慣れていない場合には、利用が難しい場合もある
・スマホの故障や電池切れ、ネットワーク障害などが生じると利用できない場合がある

 一見すると便利なデジタル賽銭ですが、スマホ操作に慣れていない人には、従来通り、現金でのお賽銭の方が向いているかもしれません。また、故障や電池切れ、ネットワーク障害など、予期せぬ事態が発生した場合にはデジタル賽銭を行えない可能性があります。

デジタル賽銭をする流れ

 実際にデジタル賽銭を行う流れを紹介します。なお、具体的な流れは、採用している決済ツールなどによって異なるため参拝時に確認するようにしてください。

(1)参拝予定の神社がデジタル賽銭を導入しているか、事前に確認しておく
(2)スマホに電子決済アプリをインストールしておく
(3)境内にあるコードをスマホで読み取る
(4)スマホに決済画面が表示される
(5)納めるお賽銭の金額を入力する
(6)金額を確認して、送金/支払うボタンを押し決済を完了する

 デジタル賽銭後は、通常の参拝と同じように手を合わせてお参りしましょう。

北海道でデジタル賽銭が可能な神社

 北海道でデジタル賽銭が可能な神社は、次の三つです。

・西野神社
・当別神社
・獅子内神社

 それぞれくわしく見ていきましょう。
 

西野神社


 札幌市西区にある西野神社では、「J-Coin Pay」を活用したデジタル賽銭を採用しています。J-Coin Payとは手数料0円で出入金・送金・決済などが行える、みずほ銀行のスマホ決済サービスのことです。
 
西野神社

 1885年創建の西野神社の御祭神は、「豊玉姫命」「譽田別命」「鵜草葺不合命」です。中でも、豊玉姫命と鵜草葺不合命は縁結びや安産の神としても知られています。
 

当別神社


 当別神社は、北海道石狩郡にある神社です。御祭神である「伊達邦直之命」は、先見性や実行力、やさしさを兼備していたこともあり産業・文化振興の神として崇められています。
 
当別神社

 当別神社では、Webサービス「おさいセーン.com」からオンラインでのお賽銭が可能です。お賽銭を納める場合は、まずは「当別神社のお賽銭ページ」にアクセスしましょう。お賽銭金額を入力後にクレジットカードで決済すると、デジタル賽銭が行えます。
 

獅子内神社


 北海道石狩郡にある獅子内神社でも、おさいセーン.com「獅子内神社のお賽銭ページ」からデジタル賽銭が行えます。獅子内神社の御祭神は「天照大御神」「桓武天皇」「孝明天皇」で、天照大御神は願望成就や開運の神とされ、桓武天皇と孝明天皇は縁結びのご利益があるとされています。
 
獅子内神社

北海道の神社にもデジタル賽銭は普及中!

 キャッシュレス化に伴い、神社でもデジタル賽銭が普及中です。デジタル賽銭を希望する場合には、デジタル賽銭に対応した神社かどうか確認してから出向くようにしましょう。また、対応する決済ツールについてもあわせて確認しておけばより安心です。

 お参り前にスマホの電池が切れないよう、くれぐれもご注意ください!
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