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美容ライターおすすめ! 夏枯れした髪に嬉しい「コスパ×タイパ◎」な最新ドライヤー

特集

2025/09/23 18:00

 これからの季節、夏の強い紫外線で乾燥・パサつき・ツヤ不足などを引き起こしている「夏枯れ」した髪をレスキューすべく、ドライヤー市場も盛り上がりを見せる時期。美容ライター歴10年以上の著者が、今人気の「コスパ×タイパ◎」のアイテムを厳選してご紹介します。

今人気の5機種をピックアップ

肌だけじゃない! 髪でも起きる「夏枯れ」

 例年に増して、連日の猛暑日が続いた今年は肌はもちろんのこと、髪にも「夏枯れ」の傾向が。日差しや湿気により、髪内部のたんぱく質に影響を与えキューティクルが剥がれやすく、パサつきや枝毛、うねりなどの原因となりそう。そしてこれからの秋口には乾燥も加わり、ダメージは一気に倍増……なんてことも。

 この「夏枯れ髪」を整えるには、ドライヤーの買い替えが効果的なタイミング! 特にドライヤーは、9月前後に新製品が発売されることが恒例なので今のうちにトレンドをチェックしましょう。
 

コスパとタイパを兼ね備えたアイテムに視線が集まる

 これまでダイソンやReFaなど3万円以上の高級モデルがトレンドを席巻していましたが、今は「早く乾いて髪に優しく、毎日使いたい一本」が選ばれる傾向に。

 その背景には、ドライヤー以外のヘアケアアイテムの進化や「速乾」を謳うアウトバスヘアケアアイテムの人気があります。より速く乾き、より美しく仕上がるということが求められるようになったことで、ドライヤーと合わせて使用するタオルやアウトバストリートメントが進化。その結果、ドライヤーそのものに高い機能を求めないユーザーが増えるようになったと感じています。
 

美容ライター歴10年の著者が注目! 人気の「コスパ×タイパ」ドライヤー

小泉成器「ダブルファンドライヤー」

 “大風量”でおなじみのKOIZUMIのモンスターシリーズは、2つのファンを搭載することで圧倒的な風量を実現。ハイエンドモデルは3万前後ですが、1万円前後のスタンダードモデルでも機能は十分過ぎるほど。使ってみて感じるのは「髪が早く乾くのに、熱で乾燥しない」という安心感。実際に小さなお子さんがいる家庭でもシェアして使いやすいシンプルな設計なのも嬉しいポイントです。
 
小泉成器「ダブルファンドライヤー KHD-W825/H・N」
(グレー・ゴールド)

SALONIA スピーディーイオンドライヤー

 InstagramやTikTokでも話題を集めるSALONIA。手に取りやすい5000円前後の価格帯ながら、機能面も大満足!風量で言えば驚きの2.3m3/分、さらに120%増量のマイナスイオンと温冷切替モード付きで、まさにセミ・プロ仕様の実力です。本体が軽いので腕が疲れにくいのもかゆいところに手が届く嬉しい設計。コスパとタイパを語るうえで外せない1本です!
 
SALONIA スピーディーイオンドライヤー
(公式サイトより)

Areti LEDドライヤー Kozou d1621

 美容ガジェットに強いアレティからは、LEDを搭載のユニークな1台をセレクト。30通りの風設定に加えて、360度設計のやわらかな風が頭皮や顔にも心地よいのが魅力。LEDのやさしい光が髪や肌に当たることで、ただ乾かすだけではない満足感を得られるのが、美容好きのユーザーの心をキャッチし、昨今人気を集めています。
 
Areti LEDドライヤー Kozou d1621
(公式サイトより)

Panasonic ヘアードライヤー イオニティ EH-NE7M

 パナソニックの大定番シリーズ「イオニティ」。約4000円台と手頃ながら、大風量とマイナスイオンでサラサラな仕上がりが叶います。愛用者からのクチコミでは「乾かすだけでツヤが出る」と高い評価が続々。毎日使うものだからこそ、シンプルで操作が簡単なのも嬉しいポイントです。この価格帯でもしっかりと「熱ダメージを感じにくい乾き方」を実現しているので、夏ダメージでパサついた髪でも指通りなめらかに整えてくれます。
 
EH-NE7M

ヤマダオリジナル YBH12DM ヘアドライヤー

 今年1月、家電量販店のヤマダデンキのオリジナルブランドから登場したドライヤーも大注目! 大風量2.0m3/分で速乾性は文句なし。AUTOモードで高温と冷風を5秒ごとに切替し、毛先まで優しくまとまる仕上がりは驚くほど。マイナスイオン・静音ブラシレスモーター・マグネットノズルなど美髪に嬉しい仕様が満載なのも開発の本気を感じます。
 
ヤマダオリジナル YBH12DM

最新ドライヤー事情をキャッチして、夏枯れ髪を賢くケア

 髪は季節によって傷みやすくなるもの。特に夏枯れした髪は、ダメージケアはもちろん乾燥が進む秋に向けてのケアも合わせて意識したいから、毎日使うドライヤーを見直してみるのもひとつの手。特にトレンドの潮目が変わってきた今、価格や性能はもちろんのこと「気持ちよく使い続けられる」ものを選ぶことが大事なのかもしれません。今回ご紹介した5モデルは、どれも1万円前後で“髪にもお財布にも時短的にも嬉しい”ポテンシャルのあるアイテムばかり。ぜひこのタイミングにチェックしてみてはいかがですか?

■Profile
武田千冬
 美容誌や女性ライフスタイル誌、コスメのクチコミメディアで10年以上の編集・ディレクター経験を経て、現在は美容やライフスタイル領域をメインに活動するフリーライターに。2025年春に第一子を出産し、妊娠・出産・子育てなど女性のライフステージに関連するカテゴリでも実体験をベースにコラムなどを執筆。
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