エレコムは2024年1月に「ペット家電市場」に参入すると発表した。第一弾の製品として、主にペットの犬・猫に対応したタイマーでフードをあげることができる「自動給餌器」、常にきれいな水をペットに提供できる「自動給水器」、目分量で計りがちなフードをしっかり計測し、カロリー計算もできる業界初の「ペット用フードスケール」の3製品をECサイトを中心に1月中旬に発売する。

ペット家電特設サイトもオープン

 　23年3月にグループ会社であるDXアンテナとさくらインターネットと連携し、留守中のペットの見守りも可能なクラウド録画サービス「Antenna-eye（アンテナ アイ）」の提供を開始したが、クラウド録画以外の分野でもペットオーナーをサポートできるよう、ペット家電市場への参入を決めた。
 
　自動給餌器は1ボウルタイプ（4L）と2ボウルタイプ（6L）の2種類をラインアップ。カラーはともにホワイトとブラックの2色。給電ポートはUSB Type-C。価格は1ボウルタイプ「PET-AF01BK」が9746円、2ボウルタイプ「PET-AF02BK」が1万1033円。

　自動給水器「サイレントアクア PET-WD01WH」は、高密度3層構造のフィルターを採用し、水道水を約70％軟水化する。飲んだ量がひと目で分かる水量チェック窓もついており、いち早く体調の変化に気づくことができる。価格は7040円。交換用ポンプ、交換用給電ケーブルなどの専用交換品もあわせて販売する。

　「ペット用フードスケール PET-KSA02WH」は、単4形乾電池3本で動作するペット専用のカロリー計量機能付きフードスケール。最大3件まで、好みのフード100gあたりのカロリー（kcal）・たんぱく質（g）・脂質（g）の登録ができる。価格は3190円。

　市場参入にあわせ、ペット家電特設サイトもオープンした。第一弾の3製品は、環境にやさしい「THINK ECOLOGY」認定製品となっている。