「モス越」のマークに隠された「七五三」

グルメ

2023/09/06 17:00

 9月6~19日まで、三越伊勢丹の銀座三越新館9階にある銀座テラス/テラスルームに、モスフードサービスと三越伊勢丹がコラボした特別店舗「モス越」が期間限定でオープンした。モスフードサービスの商品開発担当者と銀座三越のバイヤーが8カ月にわたって試作を重ねて仕上がったハンバーガーへのこだわりはもちろんだが、今回のコラボで新たにデザインしたシンボルマークにも注目したい。よくみると、筆の跳ね先が縁起の良い「七五三」になっているのだ。

縁起のいい「七五三」をデザインしたシンボルマーク

「銀座テリヤキバーガー」は「歌舞伎」をイメージ

 「モス越」では、銀座三越のデパ地下で人気の「なだ万厨房」や「浅草今半」をはじめ、「Roasted Beef I.T.O」「銀座若菜」「つきぢ松露」「銀座天一」「パティスリー モンシェール」など名店7店の味を、9月6~12日と9月13~19日の2回に分けて楽しめる。

 こだわりのハンバーガーはもちろんだが、今回のコラボを記念した「モス越」のシンボルマークは、両社で共同制作したもの。モスバーガーの「M」と三越の「M」をベースに、三越の店章で使われている筆の当たり所と跳ね先を、縁起がいいとされる「七五三」にデザインしているのだ。

 モスフードサービスの広報によると「銀座三越とモスバーガーの担当者で打ち合わせをしているときに出たアイデアで、そのまま採用された」と話す。
 
「モス越」のシンボルマーク

 なお、期間中、通期で提供される代表作の「銀座テリヤキバーガー」は「レタスの緑と、トマトの赤、黒毛和牛のパティの黒で『歌舞伎』を表している」と語り、近くに歌舞伎座タワーがあることにちなんでいるそうだ。
 
歌舞伎を意識したという「銀座テリヤキバーガー」

 なだ万厨房のだし香るテリヤキソースと黒毛和牛のパティを組み合わせた銀座テリヤキバーガーを楽しむ際は、「七五三」と「歌舞伎」をイメージして縁起を担ぐのもいいだろう。(BCN・細田 立圭志)
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