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シャトレーゼが「談露館」を子会社化、和洋菓子大手が老舗ホテルを復活へ

経営戦略

2023/06/01 18:30

 シャトレーゼホールディングスは、談露館の株式を6月1日付で取得し、子会社化した。和洋菓子店「シャトレーゼ」を国内760店舗、海外9カ国・地域165店舗を展開するほか、菓子事業、ワイナリー事業、リゾート事業、ゴルフ事業を企画管理するシャトレーゼホールディングスが、老舗ホテルの復活を目指す。

談露館

ホテル事業を新たな柱に

 シャトレーゼグループは、「プレミアム品質の商品・サービスを手の届く価格」をモットーに各事業を展開。その中で、ホテル事業を新たな柱として拡大する方針。談露館は1887年の創業以来、山梨・甲府の老舗旅館として名を馳せ、1980年に「ホテル談露館」としてリニューアルしてから「常に新しい老舗ホテル」を目指していたことから、新たな付加価値が創造できるとの判断で子会社した。