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町中華ならぬ「ガチ中華」! 現地の味をそのまま再現したガチ中華が今熱い

時事ネタ

2023/03/24 12:00

 【こっそりミームを教えます・89】 ネットで拡散しミーム化する新たな新語。最近生まれた「ガチ中華」という言葉はご存じだろうか。日本人向けにアレンジされた味ではない、本場の味を楽しむ中華。果たしてガチ中華はこれまで親しまれてきた町(まち)中華を凌ぐのだろうか。

日本にいながら本場中国の食体験ができると話題に(画像はイメージ)

在日中国人が唸る本場の味を楽しむのがガチ中華の醍醐味

 最近ネットで目にするようになった「ガチ中華」とは、本場・中国の味を忠実に再現した中華料理のことを指す。中華には日本人には馴染みのない食材や香辛料も多い中、敢えて現地の味を楽しむのが「ガチ中華」だ。異国の味覚の楽しみ方とは、いったいどのようなものなのか。

 少し前まで中華といえば「町(まち)中華」が主流だった。安い・美味しい・ボリューム満点と庶民的な「町の中華食堂」が定番の町中華だ。本場の味に近いかどうかよりも、足繁く通ってくる地元のお客さんに好まれる味が求められていた。

 しかし最近、そんな町中華とは異なる「ガチ中華」が誕生して中華料理を二分している。本場中国の味付けを再現し、まるで中国にいるかのような食体験が味わえるガチ中華。シェフは中国人が多く、日本人向けに食べやすくアレンジすることはしない。自分たちが故郷で慣れ親しんだ味をそのまま日本で提供している。

 四川・上海・広東・北京と幅の広い中華料理だが、ガチ中華のポイントは店内に中国人のお客さんが多いこと。厨房のみならず注文の際にも中国語が飛び交えば、まさしくガチ中華と言えるだろう。日本にいるのに中国に来たような異国情緒を味わいながら、本場の味を堪能してみるのも楽しいのではないだろうか。(フリーライター・井原亘)

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■Profile
井原亘

元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている