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簡単操作の遺伝子検査を実現、大学発ベンチャーが海外の診断薬メーカーと共同開発

暮らし

2022/10/01 18:30

 TBAは9月30日に、Biotronとの共同によって簡単な操作で遺伝子検査が可能な「PASシーリングカセット」を開発したことを発表した。販売開始は11月。

「PASシーリングカセット」(左)と「STH-PAS」

 同社は、2013年7月に東北大学発ベンチャー企業として設立されており、誰でも簡単に実施できる遺伝子検査紙「STH-PAS」を開発している。
「PASシーリングカセット」を用いた遺伝子検査のイメージ

 今回、開発された「PASシーリングカセット」は、標的用タグ付きプライマーを用いて目的遺伝子(病原菌またはウィルスなどの標的遺伝子)をPCR反応で増幅させ、PCR産物が入ったマイクロチューブをそのまま本体に差し込むことで、PCR産物がPASシーリングカセットに組み込まれたSTH-PASに浸み込む(所要時間は10~15分程度)。ハイブリダイゼーション反応によって、増幅した目的遺伝子が「STH-PAS」にトラップされ、青く呈色するため、感染症の診断が目視で判別可能となっている。

 PCR後のマイクロチューブは、蓋を開けずにそのままPASシーリングカセットに挿し込めるので、操作が簡単で、サンプル汚染の心配がない。
 

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