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戦後77年の今年も新コンテンツ公開、ヤフーの「未来に残す 戦争の記憶」プロジェクト

販売戦略

2022/08/15 19:30

 ヤフー(Yahoo!JAPAN)は、戦争の記憶と記録を伝える100年間のプロジェクト「未来に残す 戦争の記憶」で、戦後77年目となる今年も新たなコンテンツを公開する。


 今回公開した記事「『一枚の写真さえ利用された』戦時下の“会いに行けるアイドル”たちの告白#戦争の記憶」のほか、鹿児島読売テレビ、熊本県民テレビ、テレビ宮崎と「Yahoo!ニュース」による共同制作の特攻兵に関する特集「南九州、特攻の地から」を順次公開していく。「南九州、特攻の地から」では、アイドルグループ「アンジュルム」のメンバーで熊本県出身の上國料萌衣さんが空襲を体験した男性を訪ねた記事や、元特攻兵へのインタビュー記事なども公開する。
上國料萌衣さんが空襲体験者や元特攻兵へインタビューした記事も公開される

 また、NHKや全国各地の新聞社と連携し、戦時中の日常のエピソードを伝えることで戦争の記憶を次世代につなげていく「#あちこちのすずさん」キャンペーンを今年も実施する。さらに今年の新たな取り組みとして、現在も継続するロシアのウクライナ侵攻について、侵攻開始から半年を迎える8月24日に、侵攻によって一般市民の日常がどのように変化したのかに迫る特集「侵攻から半年 ウクライナ市民の暮らし」を公開予定。「侵攻から半年 ウクライナ市民の暮らし」は、BBCニュース、AFPBB News、TBSテレビ、毎日新聞と連携している。

 昭和初期から終戦間際まで、戦時下の日本には現代と同じように「アイドルに会いに行ける劇場」があった。戦争が進むにつれ、アイドルたちは戦地への慰問など、戦争に巻き込まれていく。「『一枚の写真さえ利用された』戦時下の“会いに行けるアイドル”たちの告白#戦争の記憶」は、戦争とアイドルの関係性やエンタテインメントの真の意味について、当時の資料やアイドルたちの証言から探る記事となっている。

 2019年に開始した「#あちこちのすずさん」プロジェクトは、映画「この世界の片隅に」の主人公・すずさんのように戦時下に暮らす人々のなにげない日常のエピソードを集める取り組みで、今年も新たなエピソードを集めて紹介する。さらに、黒柳徹子さんに、いま戦争体験を伝えることの意味について聞いた記事を公開する。

 「南九州、特攻の地から」は、鹿児島読売テレビ、熊本県民テレビ、テレビ宮崎と「Yahoo!ニュース」による共同制作の特攻兵に関する特集。アイドルグループ「アンジュルム」の上國料萌衣さんが空襲を体験した男性を訪ねた記事や、高齢のため語り部としての活動を終えた元特攻兵の男性に貴重な話を聞いたインタビュー記事、戦争の記憶を未来の世代へつなぐべく語り部として活動する若者を追った記事など、“特攻”をテーマにした多数の記事・動画を公開していく。

 ロシアによるウクライナ侵攻から8月24日で半年を迎える。「侵攻から半年 ウクライナ市民の暮らし」では、侵攻により一般市民の日常がどのように変化したのか、ルポやドキュメンタリーで追った記事・動画を特設ページで公開する。

 このほか、無料動画配信サービス「GYAO!」での特集企画「映画が伝える戦争」では、各地でリバイバル上映中の「ひまわり」のほか、戦争をテーマとした映像作品を8月31日まで期間限定で無料配信する。

 電子書籍サービス「ebookjapan」での特集企画「あの記憶を忘れない2022 終戦の日特集」では、8月31日まで戦争をテーマとした作品を購読できる。