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ジャニーズJr.の基俊介さんが使い始めた? 若者のあいだに広がる「さすい」とは

時事ネタ

2021/12/17 17:00

【こっそりミームを教えます・8】 若者を中心にブームが巻き起こり、流行語となったミームは数知れない。2021年もさまざまなフレーズがネット上に定着してきた中、下半期から広がりを見せているのが「さすい」だ。どんな意味を持つのか思わず首を傾げてしまいそうだが、今回はわずか3文字からなる「さすい」の使いどころについて迫っていこう。

略されすぎて補足が入ることもある「さすい」(画像はイメージ)

 まだなじみが薄いとはいえ、「さすい」は11月12日に発表された「2021年インスタ流行語大賞」流行語部門で第10位にランクイン。解説によれば「さすが○○」という意味で使われ、例えば「さすがにエモい」「さすがに可愛いすぎる」などの言葉がすべて「さすい」と表現可能だという。

 実際にSNS上では、「料理上手な友達が作ってくれたごはんがさすい」「推しのファンサが手厚いのさすいよね」といった使用例が寄せられている。また「さすい」だけでは内容が伝わりづらいこともあってか、「大好きなアイドル、さす(がに笑顔がかわい)い」のように補足を入れるパターンも多い。

 気になるのは「さすい」の起源だが、実はジャニーズJr.のIMPACTors・基俊介さんが考案者とされている。確かに「ISLAND TV」が8月13日に配信した動画を見ると、IMPACTorsメンバー同士で「さすい! さすいさすい!」「なにさすいって?」「さすがにヤバい」「さすいわ」と盛り上がる一幕が。

 インスタ流行語大賞・流行語部門にランク入りし、「基くんさす(がにこれはすご)いわ」という声も寄せられている「さすい」。語感もよく若者に人気のジャニーズJr.メンバー発信とあって、どこまで広がりを見せるのか注目したい。(フリーライター・井原亘)

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■Profile
井原亘

PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている