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老舗百貨店の大丸松坂屋が「初のバーチャル店舗」を期間限定でオープン

販売戦略

2020/12/10 19:00

 HIKKYは、12月19日から2021年1月10日の23日間、バーチャルリアリティ(VR)空間上で行う世界最大級のイベント「バーチャルマーケット5」を開催する。同イベントに、大丸松坂屋百貨店のブースが登場。バーチャル空間内を自由に動き回り、買い物を楽しんだり、オリジナル3Dモデルを無料で入手したりすることができる次世代型店舗「バーチャル大丸・松坂屋」を期間限定でオープンする。

次世代型店舗「バーチャル大丸・松坂屋」

 今回、バーチャルマーケット5内に登場するバーチャル大丸・松坂屋には、年末年始のごちそうグルメがずらりと並ぶという。カニ鍋やローストビーフ、グラタン、アイスクリーム、ワインなど、今シーズンならではの特別なグルメをその場で購入することができる。
 

 参加者は、VR上で食品の3Dモデルを手に取り、360度さまざまな角度から商品を確認した後、BUYボタンを押すとECサイトにつながり、商品の詳細を確認した上で、インターネット購入できる仕組み。また、老舗ならではの演出として、大丸松坂屋百貨店の江戸時代の資料を使用し、屋台風の店舗となっている。

 なお、ブース内では大丸・松坂屋の公式マスコットキャラクターの「さくらパンダ」の3Dモデルを配布する予定。さくらパンダは旅すること、食べること、人とのコミュニケーションを好むため、VR空間を一緒にお散歩できるという。