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2020年の音楽シーンに関する世界と日本のランキング、Spotifyから

データ

2020/12/03 20:35

 スウェーデンのSpotifyが運営するオーディオストリーミングサービス「Spotify」は、1月1日~11月27日の期間に集計した2020年の音楽シーンを振り返るランキングを発表している。

Spotify」で振り返る2020年度の音楽シーン

 2020年に「世界でもっとも再生されたアーティスト」は、プエルトリコ出身のラッパーであるバッド・バニー。再生回数は83億回以上を記録した。バッド・バニーのアルバム「YHLQMDLG」は33億再生され、「世界でもっとも再生されたアルバム」でも1位を獲得している。

 2位以下には、ドレイク、J.バルヴィン、Juice WRLD、ザ・ウィークエンドが続いており、トップ5を男性ソロアーティストが占めた。

 「世界でもっとも再生された女性アーティスト」では、ビリー・アイリッシュが2年連続で1位を獲得し、アルバム「WHEN WE ALL FALL ASLEEP WHERE DO WE GO」が2年連続で「世界でもっとも再生されたアルバム」のトップ10にランクインしている。

 2位以下には、テイラー・スウィフト、リアナ・グランデ、デュア・リパ、ホールジーが続いた。

 「世界でもっとも再生された楽曲」は、1位がザ・ウィークエンドの「Blinding Lights」で、再生回数が約16億回を記録している。2位にトーンズ・アンド・アイの「Dance Monkey」、3位にRoddy Ricchの「The Box」、4位にImanbekとSAINt JHNによる「Roses(Imanbek Remix)」、5位にデュア・リパの「Don't Start Now」がランクインした。

 日本国内のランキングでは、Official髭男dismが、国内でもっとも再生されたアーティスト、国内でもっとも再生された楽曲、国内でもっとも再生されたアルバムの3部門で1位を獲得している。

 国内でもっとも再生されたアーティストでは、3位にKing Gnu、4位にあいみょんさんがラインクインしており、「国内でSpotifyからInstagram Storiesでもっともシェアされた楽曲」で2位にVaundy、3位に藤井風さんの楽曲がランクインするなど、Spotifyの「Early Noise」プログラムに選出されたことのあるアーティストの活躍が目立つ結果となった。

 国内バイラルチャートの年間ランキング1位でYOASOBIの「夜に駆ける」、「国内でSpotifyからInstagram Storiesでもっともシェアされた楽曲」の1位で瑛人さんの「香水」が獲得している。

 そのほか、世界でもっとも再生回数が多かった日が2月14日で、日本でもっとも再生回数が多かった日がシルバーウィークの4連休中日にあたる9月21日だった。

 なお、Spotifyユーザーなら自身が今年もっとも聴いた楽曲やアーティストをSpotify上および特設サイト「あなたの2020年まとめ」で確かめることができる。また、今年よく聴いた楽曲を集めた「My Top Song 2020」プレーリストも用意している。