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イイオンナ推進PJ、コロナで職を失った女性を応援する企画のCF立ち上げ

時事ネタ

2020/11/14 09:30

 新しい一歩を踏み出したいと考えている女性たちを後押しする「イイオンナ推進プロジェクト」(イイオンナ推進PJ)は、11月7日を「イイオンナの日」とするイベントを開催。今年で10周年を迎えたイベントは、コロナの影響によりオンラインで開催。イイオンナWeekとして11月1~7日の1週間で約400人が参加した。新たにクラウドファンディング(CF)「BCN本舗」で「コロナで職を失った女性を応援しようプロジェクト」を立ち上げた。

「イイオンナの日」イベントに向けて活動した「イイオンナ推移プロジェクト」のメンバーたち

 網野麻理代表によると、これまでのリアルイベントと違うオンラインでの開催は、「スタッフや参加者が距離に関係なく参加できたのがよかった」という。中には、海外からの参加者もいた。また、13時~18時30分までという長時間の開催ができて、内容の濃いイベントとなったとのこと。サイバー空間に制約のないネットならではで、出店者もリアルより多くの人が参加できた。

 課題としては、リアルなら直接会って会場で名刺交換をしたりできたが、そうした交流が難しかったことだ。今後は参加者同士の交流の輪を広げていくための知恵を出し合って、さらなる改善を図っていく。
 
「1107」以上の元気になる言葉が渋谷ハチ公前のポスターで掲載される予定

 一方で参加者が一つになるための企画も同時進行した。11月7日にちなんで1107の元気になる言葉を集めたところ、予想以上の言葉を集めることができた。集めた言葉はポスターにして、SDGs(持続可能な開発目標)の啓蒙企画として11月中に渋谷ハチ公前で掲載される予定だという。

 CFでのプロジェクトの立ち上げは、オンライン上で女性の自立をサポートするプラットフォームを立ち上げるための費用を広く募るのが目的。10年間のボランティア組織として活動してきたことを事業化することで、活動の持続性と、より踏み込んだ女性の支援が実現できる。

 とりわけ、新型コロナでは5月以降から女性の完全失業者数が急増している。イイオンナ推進PJでは、外部環境に左右されず、国や会社、パートナーに頼らずに自立した環境を手にするためのビジネススキルやITスキル、テレワークスキルを身につける講座を開催したり、コミュニティの中で起業したり事業を立ち上げたりするサポートをしていきたいとする。