ベンチャーリパブリックとLINEが共同運営する国内最大級の総合旅行情報メディア「LINEトラベルjp」は、「GoToトラベル」キャンペーンに関連するデータ分析の第2弾を実施した。


　今回実施した分析第2弾では、GoToトラベルに東京発着の旅行が追加されて以降、LINEトラベルjpの宿泊をともなう東京発東京行きツアーの予約数（掲載旅行会社サイトへの誘導数）が、9月度で前年比約120％超、10月度で前年比約400％超まで伸びていることがわかった。

　例年、秋の行楽シーズンでの東京発東京行きツアーというと、都内の名所を巡る定期観光バスツアーなどの日帰りツアーが定番だったが、今年は宿泊付きツアーの予約数（掲載旅行会社サイトへの誘導数）が急増しており、なかでも、船中泊型のツアーや、星空観察付のツアーなど、非日常を味わうことのできるツアーに人気が集まっている。

　マイクロツーリズムや3密回避といったコロナ対策はもとより、東京から他県への移動に対する自重の意識も重なりつつも、長く続く自粛生活疲れやリモートワークからのリフレッシュを求める傾向がうかがえる結果となった。

　GoToトラベルキャンペーン実施後、とくに東京発着の旅行がキャンペーンの対象となることが確定したことに加え、都民割も開始され、マイクロツーリズムが急加速しているようにも見受けられるという。