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KDDIなど4社、脳神経科学とAIによる「スマホ依存」の共同研究を開始

トレンド

2020/07/16 13:00

 KDDI、KDDI総合研究所、国際電気通信基礎技術研究所、XNef(エックスネフ)は、脳神経科学とAIを組み合わせて、スマートフォン(スマホ)の使いすぎなど「スマホ依存」に関する共同研究を7月10日に開始した。

「スマホ依存」に関する共同研究のイメージ

 KDDIとKDDI総合研究所は、安全・安心なスマホの利用環境を提供するため、人工知能を応用したデータドリブンで高度な脳活動計測・解析技術で実績のある国際電気通信基礎技術研究所と、脳神経科学研究の医療への応用・実用化を行っているXNefと共同でスマホ依存の実態調査・解明と、脳神経科学とAIを活用したスマホ依存の改善・予防を目指す。また、今後は病院などの医療機関との協力関係を構築し、研究活動を拡大していく。

 具体的な研究内容としては、脳情報やスマホの行動情報をAIで解析し、スマホ依存の状態を検知する手法の開発を行うとともに、精神疾患との関連性なども調査し、スマホの利用状況から精神疾患を類推する手法などの開発を目指す。

 さらに、精神疾患の治療法としての利用が検討されている「DecNef(デックネフ)法」を活用してスマホ依存を引き起こす脳活動を可視化し、スマホ依存の程度を軽減する手法を研究するほか、スマホ依存の実態調査・解明を進め、2024年度の実用化を目指したスマホ依存の検知・改善・予防を行うスマホアプリの開発に向けた課題の確認・手法の検討していく。

 共同研究では、KDDIがより快適なスマホ利用環境の実現に向けた研究開発を、KDDI総合研究所がスマホ依存の実態解明とスマホ依存を軽減させるための行動変容技術の研究開発を、国際電気通信基礎技術研究所がスマホの利用に関する脳活動・行動の解析と「DecNef法」の応用を、XNefがDecNefシステムの研究開発、臨床開発戦略の提案を、それぞれ担当する。

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