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超便利なモバイルオーダー&ペイ、慣れて分かった上手な使い方

 スマートフォン(スマホ)で注文から決済まで完結する「モバイルオーダー&ペイ」が生活に馴染んできた。近ごろは、ランチタイムの混雑するマクドナルド(マック)でも、上手くいけば来店から3分も待たずに注文した商品を受け取ることができる。普段から便利なサービスだが、記者が最も恩恵を感じたのは、週末にショッピングモールでマックを利用したときだ。

「モバイルオーダー」のおかげでマックのレジ行列に並ぶことがなくなった

 週末のショッピングモールは、家族やカップル、友人など、老若男女を問わず、多くの人が集まる。人が集まると、フードコートや飲食店は時間を問わず混んでいる。中でもマックは、いつ見ても行列ができている印象だ。行列は店が人気であることの証明になる反面、機会損失につながる恐れもある。

 記者は空腹時に長い列を見ると、「この店の料理が食べたいけど、今はお腹が減っているから、そんなに待ちたくない」と思ってしまい、ほかの空いている店を探す。もちろん、後日、改めてマックのハンバーガーは食べるが、同じように考える人はいるはずだ。
 
週末のショッピングモールは多くの人でにぎわう

 そんな手間を省いてくれるのが、モバイルオーダーサービスだ。フードコート内のマックなら、席を確保した後、腰を落ち着けてから専用のアプリで商品を受け取る店舗を選択。メニューを選んだら、店舗に到着をタップする。決済が終われば、マックの店頭にある番号表に「M」から始まる番号が表示されるので、自分のアプリに表示されている番号が近くなったら席を立って、呼び出されるのを待つだけ。

 なお、店頭での呼び出しはアプリに通知されない。マックの番号表が見えない位置に座った場合は、早めに番号表の前で待っていよう。呼び出しから時間が経つと、店舗側に迷惑をかけるだけでなく、ハンバーガーやポテトも冷めてしまうので注意したい。

 買い物で疲れた後、行列に並ぶ必要がなくなるだけでもうれしいサービスだ。家族で来店していれば、子どもと一緒に立って待つ、という工程がないだけでも恩恵は大きいだろう。マックの場合、アプリ上で決済するためにポイントが付かないというデメリットもあるが、それを補って余りある便利さがモバイルオーダーの魅力だといえる。(BCN・南雲 亮平)