ICT総研が10月10日に発表した個人向けMVNO「格安SIM」の利用者シェアは、楽天モバイルが30.2%でトップ、UQ mobileが15.9%で2位、mineo(マイネオ)が12.7%で3位になった。UQ mobileと6位のLINEモバイル(5.8%)が伸長した結果、mineoが2018年7月の前回調査の2位(16.1%)から後退した。


 調査は1万907人(うちMVNO格安SIMユーザーは1734人)を対象に実施したWEBアンケートによるもの。ほかにOCNモバイルONEは4位(6.1%)、IIJmioは5位(6.1%)となり、上位6社で76.8%を占めた。

 また、格安SIMユーザーに対して10項目の指標で満足度(100点満点換算)を聞いた項目では、「コストパフォーマンスの高さ」(平均74.2ポイント)や「最適な料金プランの有無」(平均72.7ポイント)など、MVNOユーザーがコストや料金面で高く満足している結果となった。最適な料金プランの有無では、イオンモバイルがトップとなり、mineoが2位、BIGLOBEモバイルが3位になった

 MNOユーザーに対する同じ項目の満足度調査では、「コストパフォーマンスの高さ」が平均44.6ポイント、「最適な料金プランの有無」が平均46.1ポイントと低い結果となっており、MVNOユーザーとの違いが著しい。

 一方でMVNOの弱点とされる通信品質では、例えば「動画視聴の品質・安定性」でMVNOユーザーの平均満足度は58.5ポイントで、MNOユーザーの平均60.4ポイントよりも低い。

 「ホームページ閲覧の品質・安定性」「動画視聴の品質・安定性」「動画視聴の待機時間・速度」など、MVNOの弱点とされる通信品質面については、MVNOユーザーの満足度ポイントが低くなっており、前回調査と比較しても、さらに平均ポイントを落としている。

 そんな中で「ホームページ閲覧の品質・安定性」ではmineoが、「動画視聴の品質・安定性」ではNifMoがトップとなった。「データ通信の速度」は、UQ mobileがトップだった。10項目の総合満足度では、mineoが1位で68.6ポイント、LINEモバイルが2位で67.2ポイント、イオンモバイルが3位で67.1ポイントだった。