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「SHOPPING GO」や「令和」に関心あり、シェア争い激化も注目を集める

【話題のニュースダイジェスト】 8月2日から8日までの期間、「BCN+R」で最も注目を集めたのは、「SHOPPING GO」のキャンペーンだった。また、改元に興味を持ち、しかも盆休みが近かったからか、タイトルに「令和」「祝日」「連休」がキーワードの記事も多く読まれた。さらに、全国の主要家電量販店ネットショップPOSデータを集計した「BCNランキング」によるメーカーシェアにも関心が高まった。ニュースを振り返る。

3日間限定で「SHOPPING GO」が20%還元

 LINEが8月2~4日の3日間限定で行った実質最大20%還元キャンペーン「GOトク!!!」は、期間中にSHOPPING GOを利用して買い物をすると、会計金額の1%が「LINEポイント」で、19%が「LINE Pay」の残高で戻ってくることで話題となった。
 

 SHOPPING GOは、LINEアプリ上で利用できるポイント還元サービス。期間中のLINE Pay残高還元の上限は、合計で1000円相当。LINE Pay以外の決済手段で買い物をした場合でも、還元の対象になった。うまく生かせば、LINEポイント、LINE Pay残高、該当する店舗のポイント、クレジットカードの還元と、3重、4重の還元を受け取ることができた。

PayPayユニクロで利用可能に

 スマートフォン(スマホ)決済サービス「PayPay」が、8月8日から国内124店舗のユニクロで使えるようになった。「ジーユー(GU)」の店舗でも利用可能になる予定で、対応店舗数を順次拡大していく。
 

 PayPayは、残高払いなら3%の還元があるほか、店舗や商品ジャンルを絞って「20%還元」などの大規模なキャンペーンを頻繁に展開している。ユニクロが毎年11月下旬ごろに開催する感謝祭(セール)と、PayPayの還元キャンペーンのタイミングが重なれば、例年よりお得なセールになるだろう。

AMDCPUインテルを大逆転

 AMDのCPUが、7月に入って大躍進している。「BCNランキング」によると、週次販売数シェアでAMDは、7月第2週(8~14日)で67.4%を記録、5月第1週(6~12日)の36.8%に比べてほぼ倍増となった。7月第4週(22~28日)では、60.2%とやや落ち着きを見せているものの、ライバルのインテルに20ポイント以上の大差をつけている。
 


 主な要因は、AMDが発売した新製品だ。折からのインテルによるCPUの供給不足に加え、AMDが7月7日に新しい「Ryzen」シリーズを相次いで発売したことが奏功している。これまで2万円を下回っていた平均単価も、2万円台後半まで上昇。販売金額シェアも、直近の7月第4週で55.6%まで上昇した。

パナソニックが再びアイリスオーヤマを抜く

 「BCNランキング」のLED電球・蛍光灯部門で、2019年1月1日~6月30日の販売台数シェアでNo.1を獲得したのは、パナソニックだった。18年1月1日~12月31日の年間販売台数No.1を称える「BCN AWARD 2019」で同部門トップだったアイリスオーヤマを抜いた。
 

 上半期におけるパナソニックの売れ筋トップ3は、13年発売の装飾照明タイプ「LDT1LGE12」と17年発売のLED電球プレミア「LDA7LGZ60ESW2」、同じく17年発売のLED電球「LDA7DHEW2」の順でランクインした。販売シェア30%前後で拮抗している両社の戦いから目が離せない。

10月22日が祝日になるも連休にならず

 令和元年だけ10月22日が「即位礼正殿の儀の行われる日」として「祝日」となるが、2018年の年末に購入した平成30年版の手帳やカレンダーには新しい祝日が記載されてない。
 
10月22日が祝日になっていない手帳

 これは、「天皇の即位の日及び即位礼正殿の儀の行われる日を休日とする法律」が公布され、施行されたのが18年の12月14日だったため。年末商戦に合わせて既に印刷して店頭に並んでいた手帳やカレンダーを差し替えることは、ほぼ不可能だったからだ。なお、10月22日は火曜日だが、月曜日は休みにならず平日となる。