ライブ映像配信を視聴しながら即座に商品を購入できるライブコマースが人気だ。実店舗をもつ小売企業もECの新たな手法として注目している。2月24日に東京・秋葉原UDXで開催された東急ハンズ主催のイベント「文具祭り2019」では、東急ハンズバイヤーがイベント会場からライブコマースを実施。現場に来場していないユーザーに注目商品の紹介を行った。

「文具祭り2019」で行われたライブコマース配信。
東急ハンズバイヤーが注目アイテムの魅力を発信した

 東急ハンズとライブコマースアプリ「CHECK」による共同企画は2月14日にスタート。2回目となる今回は「文具祭り2019」からの中継ということで、同社の文房具バイヤーである今津朋子さんが、数多くの番組でライブコマースの実績がある配信者のてんさんと一緒に注目アイテムの魅力を発信した。
 
東急ハンズはライブコマースアプリ「CHECK」に専門チャンネルを開設。
2月14日にスタートし、今回が2回目の配信

 ライブコマースの魅力はなんといっても、配信者と視聴者が双方向でコミュニケーションをとれること。視聴者はコメントを送ったり、スタンプなどのリアクションをとったりすることで、配信者に商品に対する感想や疑問を伝えることができる。また、アプリで番組を視聴しながら購入も可能。購入するとコメント一覧に通知が出て、商品がどれだけ購入されているのかが、配信者や他の視聴者に共有される。
 
番組を視聴しながらコメントやリアクションを送信
 
同一画面上で商品の購入もできる

 今回の配信で紹介されたのは、大人気絵本作家ヨシタケシンスケさんのイラストが描かれた、頭に被ると周囲に意思表示ができるクリアファイル(税込378円)、ぺんてるのデッドストック品である1本に8種類の色鉛筆芯が入った多色シャープペンシル「プリズメイト」(税込1080円)、PLATINUMの格安万年筆「プレピー」(税込432円)など。
 

 いずれもこれまでにない切り口の商品で、解説があるのとないのでは理解度はずいぶん違ってくる。記者は生で配信を見学しながら、アプリで番組を視聴していたが、今津さんの文房具のプロならではの商品紹介によって多くの視聴者が興味をもち、カートに続々と商品を入れる様子をスマホのインターフェース上で眺めることができた。東急ハンズはライブコマースアプリ「CHECK」内の専門チャンネルで今後も配信を継続する予定。毎月さまざまなカテゴリーのアイテムを紹介していくという。(BCN・大蔵 大輔)