スマートフォン(スマホ)決済サービス「PayPay」で2018年12月に開始となった、決済利用金額の20%相当を還元する「100億円あげちゃうキャンペーン」以降、コード決済サービスで大々的に還元キャンペーンが実施となった。リエールファクトリーの調査によると、乱立したキャンペーンの中で反響が大きかったのは、火付け役でもあったPayPayだった。

キャンペーンによる利用開始したコード決済

 調査では、キャンペーンをきっかけに利用開始したコード決済について、PayPayの他、「LINE Pay」「楽天ペイ」「Origami Pay」を比較。PayPayの還元キャンペーンが7%の回答を得て、最も利用されたサービスとなった。

 同様の調査で、最も利用されている支払い方法は「現金」であることも分かった。回答者全体の97%が「現金」を少なからず利用している。また、次いで「クレジットカード」が87%、「交通系ICカード」が46%。コード決済は、10%程度だった。
 

 認知度は増しているものの、利用率が高くない要因の一つはコード決済に対する印象だ。同調査でも、32%が「不正利用が怖い」、23%が「使えるお店がわからない」と回答している。コード決済を利用できる店舗がサービスによって異なったり、少なかったりすることが、普及のハードルになっているとみられる。
 

 還元キャンペーンの効果によって、現金以外の決済方法の利用頻度は増してきている。不正利用への対策や余暇の打店舗の拡大、コード決済端末の統一、ポイントの統一など課題は多いものの、解決していくことでさらに普及は進むはずだ。

 なお、調査は18年12月21~25日に、「【キャッシュレスに関するアンケート】よく使う支払い方法は何ですか?」という題で、ランサーズを利用したアンケート形式で実施した。回答者は300人。内訳は、男性が153人、女性が147人で、10代が1人、20代が38人、30代が105人、40代が96人、50代が46人、60代以上が14人だった。