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圧倒的な品揃えのゲーミングヘッドホンが試せる、e☆イヤホンの専門コーナーとは?

 【南雲記者が行く、なぐもんGO・8】BCN記者の南雲亮平が日々の取材活動で気になる製品やサービスを実際に使ったり、現場に行って体験した感想をお伝えしたりする連載「なぐもんGO」。今回は、ヘッドホン・イヤホン専門店「e☆イヤホン 秋葉原店」の「ゲーミングヘッドホン」コーナーに行ってみた。トレンドは少しずつ、変化しているようだ。

「e☆イヤホン 秋葉原店」の「ゲーミングヘッドホン」コーナー

 敵のいる方向や近さなどを音で聞き分けられるシューティングゲームやホラーゲームでは、より音の聞こえているプレーヤーが有利だ。特に、ゲームのプレーに適した「ゲーミングヘッドホン」で音を聞いていれば、さらに細かく聞き分けられるようになる。

 e☆イヤホン 秋葉原店では、そんなゲーミングヘッドホンとして約90種類をとり揃えている。価格帯は3000円から4万円まで。すべての商品を実際にゲームしながら試すことができる。
 
売り場でゲームをプレーしながら商品を試せる

 同店は、電気街の秋葉原の中でも「随一の品揃え」をうたうほど、豊富なラインアップを誇っているヘッドホン・イヤホンの専門店。来店する年齢層は10代後半から60代までと幅広く、そのうち1~3割、最大で5割ほどを女性客が占めるという。2018年7月には、ゲームを使った競技「eスポーツ」の注目度が高まっていることなどから、ゲーミンヘッドホン売り場を拡大した。
 

 e☆イヤホンを運営するタイムマシンの松田信行・経営戦略室広報戦略室長海外事業部兼務は、「ゲーミング売り場の顧客層は、10~30代。土日の来店者が多いものの、平日にはOLの方が商品を体験して吟味することなどもあった」と話す。

 顧客が特に注目するポイントは、装着感、遮音性、音質だという。ゲームを長時間連続でプレーすることもあるので、長い間装着していても耳が痛くならないかどうか。ゲームの音に周囲の生活音や環境音が混じると混乱を招くので、ゲームの音に集中できるかどうか。そして、音がしっかりと聞こえているか。価格とのバランスも考えながら、検討した方がいいだろう。
 
試せるコーナーは二つ

 しかし、商品が90種類もあれば、迷ってしまう可能性も大いにある。そこで、e☆イヤホンでは「専門店スタッフ厳選! ゲーミングヘッドホンランキング」コーナーを設置。売れ筋の商品を、1~5位まで並べている。その隣には、最新のオススメ商品を置き、選びやすさに配慮した。
 
ゲーミングヘッドホンをランキング順でも並べている

 値札には、ヘッドホンごとに異なる特徴を明示。次にくるトレンドは「7.1ch」だという。「ゲーミングというジャンルではありますが、ゲームの音を細かく再生できるほど高性能なので、音楽を楽しむことにも適している」と、松田広報戦略室長はゲーミングヘッドホンの活躍の場は広いことを強調する。
 
次に来るトレンドは「7.1ch」だという

 視聴環境が勝敗を分けることもあるeスポーツ市場は、今後さらに拡大する見込みがあるので、ゲーミングヘッドホンのさらなる成長も期待できそうだ。(BCN・南雲 亮平)