カルチュア・コンビニエンス・クラブの子会社、CCCマーケティングは4月23日、「Tカード」会員の購買データなどを活用した新企画を募集する「DATA DEMOCRACY DAYS」の優秀作品を発表した。305名の応募のうち49名が選考を通過し、21日に開催した審査会で在庫検索サービス「チョコバットはどこだ?」に最優秀賞が授与された。

「DATA DEMOCRACY DAYS」の参加者と審査員

 CCCマーケティングは、「Tカード」「Tポイント」などの運用を通じて得た情報をデータベース化し、マーケティングサービスを展開している。同社はDATA DEMOCRACY DAYSの狙いについて「データに接する機会を広くオープンにし、よりよい豊かな暮らしにつながるライフスタイルの企画を創出する」と説明しており、同社のデータと、外部のサービス開発者や学生がもつアイデアを組み合わせることによる、新たな企画や事業の可能性が模索された。

 参加者が利用可能なデータは、T会員約6500万人の「暗号化したT会員番号」「性別」「生年月(日は含まない)」「郵便番号の上3ケタ」と、その会員がいつ、どこで、何を、いくらで、どれだけ購入したのかといった購入データ。CCCマーケティングと参加者が守秘義務契約を結び、CCCマーケティングから参加者への情報の取扱委託という形態をとった。参加者はCCCマーケティングのオフィス内で、同社が用意したPCおよび分析環境を利用してデータにアクセスした。

 最優秀賞に選ばれた「チョコバットはどこだ?」は、一般消費者と製品メーカーの双方に向けて提供することを想定した在庫検索サービス。購買データを分析することで、品薄の人気商品がある店舗の検索や、この店に商品を置いたら売れるのではないかといった提案の機能をもつ。そのほか、金銭感覚や嗜好性などでマッチングを図る婚活アプリや、購買履歴から親が好みそうな商品をプレゼントできるサービスが優秀賞を受賞した。