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カラーマネジメントディスプレイのあるカメラライフ、CP+2018のBenQブース

 BenQ(ベンキュージャパン)は、3月1日~4日の期間にパシフィコ横浜で開催中のカメラと写真映像の祭典「CP+ 2018」に出展している。G-14にある「BenQブース」には、未発表のディスプレイの参考展示や写真プリントの体験、人気写真家が登壇するイベントなど、写真家なら気になるコンテンツが揃っている。


G-14にある「BenQブース」

 ブースでは、写真家向けカラーマネジメントディスプレイ「SWシリーズ」をはじめとした、液晶ディスプレイが勢揃い。ベンキューの製品を使って、写真の確認や編集作業が体験できる。また、ディスプレイに映った写真とプリントした写真の色味をその場で確認できる写真プリント体験コーナーも設置している。
 

紫色の手提げ袋を配布している

 3月2日には、メインステージで写真情報サイトの「studio9」を運営する中原一雄氏と、映像制作に詳しい駿河大学の斎賀和彦教授(メディア情報学)がモデレーターを務める講演会「SW271で実現させる本格的なカラーマネジメント環境」を開催。カラーマネジメントディスプレイならではの強みであるキャリブレーション機能の大切さについて実演をまじえて説明した。
 

メインステージで開催した「SW271で実現させる本格的なカラーマネジメント環境」

 中原氏は「キャリブレーションはコミュニケーションツールのようなもの。誰が見ても画像の色が同じに見えるよう編集するのに欠かせない機能」と述べた。斎賀教授は「BenQのディスプレイは出荷時にキャリブレーションを施してはいるが、時間の経過による変化は避けられないので、正確な色表現を保つためにもキャリブレーションは不可欠」とし、「ほかにも、ディスプレイとプリントアウトした画像の色をあわせる重要な役割を持っている。キャリブレーターを購入する必要はあるが、カメラと同様、液晶ディスプレイも使いこなすことが重要」と訴えた。
 

中原一雄氏(左)と、駿河大学の斎賀和彦教授

 3月3日と4日には、実際にベンキューの製品を普段から使っているアンバサダーがブースに立つ。いつも使っているからこそわかる特徴や、使いこなすためのコツなど、消費者が気になる疑問をユーザーの立場から解消する。CP+の会場へ行く際はBenQブースまで足を伸ばすと、写真の出来映えを確認するディスプレイの大切さを改めて発見することができるだろう。