テレビ全体で4Kテレビが占める割合は徐々に高まってきている。しかし、販売台数の伸びはテレビメーカー各社の予測を下回っているという。この状況を打破するためには、今後どのような施策が求められるのか。4Kテレビメーカーの主要5社を迎えて議論を交わした。

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開催日:2017年5月24日
場所:BCNアカデミールーム
参加メーカー:LG Electronics Japan、シャープ、ソニーマーケティング、東芝映像ソリューション、パナソニック(50音順)

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左から、LG Electronics Japanの金東建マーケティングチーム チーム長/部長、
シャープの指出実ディスプレイデバイスカンパニーデジタル情報家電事業本部国内事業部第一商品企画部長、
ソニーマーケティングの福田行信プロダクツビジネス本部ホームエンタテインメントプロダクツビジネス部統括部長、
東芝映像ソリューションの高根隆一VS第一事業部VS国内第一部部長、
パナソニックの福島伊公男アプライアンス社日本地域コンシューマーマーケティング部門
コンシューマーマーケティングジャパン本部AVC商品部テレビ商品課担当課長


◇LG Electronics Japan
 
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 利用しやすいスマートテレビのOSを開発したり、プレミアム製品と普及製品の両軸で選択肢の幅を広げたりと、消費者目線を心がける。画質については、近年は日本向けの画質を追求。自然に一番近い色を再現できる有機ELで、これまでと違ったテレビの使い方を提案する。

◇シャープ
 
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 既存のアクオスユーザーが買い替えた時に、違和感を感じない品質を意識している。液晶に長年こだわって商品を開発しており、消費者の需要に合わせてサイズのバリエーションを用意。視聴位置に合わせて、画面角度を水平方向に調節できるスイーベルスタンドは好評を得ている。

◇ソニーマーケティング
 
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 画質、音質、デザイン、操作性といった、テレビの本質的な価値を追求している。加えて、有機ELやAndroidのOSを搭載することでお客様の選択肢を広げることにも注力する。これまでにない付加価値を生み出すことで、テレビの新しい楽しみ方を提案する。

◇東芝映像ソリューション
 
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 コントラスト、精細さ、色を突き詰め、現実に少しでも近づける画質をめざし、ユーザーに感動を与える商品を開発していく。高級機に搭載しているタイムシフト機能は、一度使えば離れられないほど便利な機能。使い勝手も感動につながる一要素として注力する。

◇パナソニック
 
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 技術先行ではなく、生活シーンを提案できる商品企画、開発を心がけている。豊富なラインアップで消費者に選択肢を提供するために、有機EL市場にも参入する。映像を進化させるだけではなく、当社のオーディオブランドと共同で開発したスピーカーで音質も追求する。
 
※『BCN RETAIL REVIEW』2017年7月号から転載