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銀座の新商業施設「GINZA SIX」、目標を上回る来館者数でスタート

販売戦略

2017/05/15 14:30

 J.フロントリテイリング、森ビル、Lキャタルトンリアルエステート、住友商事が共同出資する、GINZA SIXリテールマネジメントが2017年4月20日に開業した銀座エリア最大の複合商業施設「GINZA SIX(ギンザ シックス)」は、5月7日に来館者数150万人を突破した。


「GINZA SIX」の外観(左)とフロア構成

 開業初日、2500人の待機列ができたため、予定より10分早い10時20分にオープンし、約9万人が来場。以降、初年度来館者目標である2000万人を上回るペースで推移し、開業から18日目にして来館者数は152万人(1日平均約8万5000人)を記録した。

 GINZA SIXは、松坂屋銀座店跡地を含む街区、隣接街区で構成した、約1.4haを一体的に整備した再開発事業。地下6階、地上13階の銀座エリア最大の複合施設で、商業施設に加え、都内最大級の1フロア貸室面積を有する大規模オフィスが入り、地下3階には、日本の伝統文化を発信する文化・交流施設「観世能楽堂」が開場した。1階は、観光案内センターや、観光バス乗降スペースを設置。また、屋上には、日本の四季が楽しめる銀座エリア最大級の約4000m2の屋上庭園「GINZA SIXガーデン」を展開する。
 

B2F フードフロア」のにぎわい(左)と、屋上庭園

 ほかにも、東京の新たな文化情報発信拠点として、前衛芸術家の草間彌生さんの新作インスタレーション「南瓜」をはじめ、現代アートを身近に体験できる空間、フォトジェニックな空間が話題になっている。

 商業施設には、ライカ直営店「ライカGINZA SIX」や、アートをテーマにした新業態の「銀座 蔦屋書店」など、241の店舗が出店し、そのうち半数以上の121店舗が旗艦店として出店。中央通りに面する全長約115mには、世界を代表する6つのラグジュアリーブランドが2~5層の大型メゾネット店舗を構えており、世界の最新トレンドを体感できる。営業時間は物販・サービスが10時30分~20時30分、飲食は、11時~23時30分(一部店舗により異なる)。