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【災害対策】意外とカンタン、ガスコンロ炊飯――節電にも計画停電対策にもオススメ

特集

2011/03/18 17:08

 東日本大震災に伴う電力供給不足に対応するため、東京電力が実施している計画停電。私たちの生活に欠かせない電気だが、地震で大きな被害を受けなかった世帯は、日々の生活の中でできる限り節電に取り組んでいきたい。可能な限り不要な電気を消したり、使っていない製品のコンセントを抜いたり――。そんな試みのほかにも、まだまだできることがある。

 毎日の食生活では、多くの家庭が電気炊飯器でご飯を炊いていることだろう。地震による大きな影響を受けていなければ、今のところガスは利用できるので、ガスコンロを使ってご飯を炊くことをオススメする。食事時間帯の停電対策にもなる。ボタン一つで炊きあがる電気炊飯器に比べると面倒な気がするが、実は意外と簡単だ。

 手順は、(1)米を研ぎ、米の量の1.0-1.2倍の水を入れる。炊く前に最低でも30分は置いておく。(3)鍋にフタをして、沸騰するまで強火、沸騰したら弱火にして10分。(4)10分経ったら火を止めて、フタをしたままで10分間蒸らせばでき上がりだ。

 ちなみに、鍋は炊飯用などの立派なものでなくても、ふだん使っているもので十分。筆者は、ステンレスやホーローの普通の鍋で炊いているが、手持ちの電気炊飯器よりもおいしくご飯ができ上がる。節電になるうえ、お米がおいしく食べられる。ぜひ試してほしい。(BCN・田沢理恵)