【上海発】今年7月に上海市・浦東にオープンしたアップルの直営店「Apple Store」。ロゴを大きく飾ったガラスシリンダーの入り口だけを地上に出し、店自体は完全に地下に構えるなどのユニークな建築が、上海市民や国内外の観光客の目を引いている。

7月に上海にオープンしたアップルストア

 アップルストア上海のロケーションは、上海新都心の浦東にある大型ショッピングセンター「ifcモール」のど真ん中。遠くからも、入り口の天井からぶら下がるロゴが目に飛び込んでくる。見る角度によって、ロゴの背景にランドマークの東方明珠電視塔がそびえ立ち、中国の今を語るシンボルが重なり合った景色になる。

アップルのロゴと東方明珠電視塔が重なり合う

 入り口を入ると、すぐ地下1階への階段。店は完全に地下になるので、窓などがなく、階段に設けた天井の穴から間接的に入ってくる光が唯一の自然光源だ。階段は店の中心にあり、周回にiPadやMacなど、各製品の売り場やタッチ&トライコーナーを設けている。

地下1階へ

地下に広がる店舗

 平日に訪れても、アップルストア上海は客で混みあい、店への出入りする人が後を絶たない。これまでなかった豊富な製品ラインアップや、店頭の特別な雰囲気が大人気のようだ。とくに客が集まるのは、iPhoneの最新機種「iPhone 4」やiPadの売り場のほか、ヘッドホン・イヤホンなどのアクセサリ売り場だ。

iPadの売り場

アクセサリ売り場に来客が集まる

 これまでも、ベスト・バイをはじめとした家電量販店などでアップル製品の一部は販売してきたが、全ラインアップを取り揃えたアップルストアの開店を機に、最新トレンドに敏感な上海市民の中でアップルの人気がさらに高まっているといえそうだ。(BCN・ゼンフ ミシャ)

上海住民に大人気