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W杯の販売効果は!? 家電量販店の期待度を探る(ソフマップ編)

インタビュー

2010/06/21 12:16

 サッカーの2010 FIFAワールドカップ(W杯)南アフリカ大会。6月19日、日本の1次リーグ第2戦、オランダには0-1で惜しくも敗れたが、25日には第3戦のデンマーク戦が控えており、引き分け以上で決勝トーナメン進出が決まる。家電量販店では、日本が勝ち進むことが売上げ増につながると期待をかける。節目のときを目前にして、東京のソフマップ秋葉原本館では独自のサービスで競合店舗と差異化を図り、お客様を確保していく。


テレビは40V、42V型が人気、初戦の後にはBDレコーダー需要も



 ソフマップ秋葉原本館では、この時期、40V型と42V型の薄型テレビが売れている。6月14日のW杯カメルーン戦で日本が勝ったことから、「次の試合は新しいテレビで見たい」というお客様がいるという。4年前のW杯ドイツ大会では32V型、37V型、40V型が売れていたそうで、薄型テレビの売れ筋は確実にサイズアップしている。

サイズ別、メーカー別に区分けされた薄型テレビ売り場

 レコーダーについては、「初戦の後、BDレコーダーが伸びてきている」と3Fテレビ・プロジェクタ担当の福田知宏スタッフ。W杯開催地の南アフリカ共和国とは-7時間の時差があり、日本時間の深夜に放送となる試合には録画ニーズがあるようだ。

レコーダーは壁際にすっきりと並ぶ

 ソフマップ秋葉原本館がW杯期間中に積極的に展開するのは、セット値引き。例えば「テレビ+レコーダー」なら3万円引き、「テレビ+ラック型サラウンドシステム」なら1万円引きというように、お客様にとって便利な視聴環境を提供しながら、一件当たりの収益向上を狙う。こうしたW杯の積極展開などによって、2010年度は薄型テレビで販売台数1-2割増を目指している。

3Fテレビ・プロジェクタ担当の福田知宏スタッフ

 製品以外では、W杯の全64試合が生中継で見られるスカパーJSATの有料多チャンネルサービス「スカパー!HD」の問い合わせが多く、W杯が始まる前から需要があった。ソフマップ秋葉原本館では、「スカパー!HD」のサービス内容や加入方法、専用チューナーなどをまとめ、上りエスカレーターを降りた左手に展示している。

セット値引きは天井から張り紙を下げてアピール

華やかなPOPでW杯盛り上げる 買い取り・買い替えサービスで他店と差異化



 薄型テレビ・レコーダーのフロアを活気づかせているのが、さまざまな場所に配置した華やかなPOPだ。W杯のオフィシャルパートナーであるソニーは、メーカー別の売り場に加え、下りエスカレーター正面に特設コーナーを構えている。代表選手の写真を用いたパネルを用いたり、試合の映像を画面に映し出したり、まさにW杯一色の様相だ。

下りエスカレーター正面にあるソニーの特設コーナー

 上りエスカレーターの正面には各国の対戦表を提示するほか、南アフリカ共和国と日本の時差が7時間あること示しながら、レコーダーの必要性をわかりやすく伝えている。このほか、メインの通路に面した場所ではコナミのサッカーゲーム「Winning Eleven 2010」を紹介し、売り場全体でサッカームードを盛り上げている。

上りエスカレーター正面では「時差7時間」を伝えている

 ソフマップ秋葉原本館は、秋葉原という激戦区にある。競合店舗がひしめくなかで、同社がもつ特徴は「独自の買い取り・買い替えサービス」だ。同サービスを活用すれば、手持ちの製品を買い取ってもらった金額を新製品に充てることができる。「ソフマップならではの強みをアピールすることで、他社との差異化を図る」方針だ。

買い取り金額がチェックできる専用端末

 カメルーン戦、オランダ戦の2試合を終えて、間もなく迎えるデンマーク戦。日本時間で25日午前3時半という夜中のキックオフとなる。生中継で視聴するのは難しい時間帯だが、早起きして観戦する、レコーダーで録画するなど工夫して、ぜひ日本代表の活躍を応援したい。

激戦区にあるソフマップ秋葉原本館


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