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ドコモ、5Gエリアマップ更新 自宅はそろそろ5Gエリアに入っているかも

 2024年3月までに全国1741の全ての市区町村への展開と、人口カバー率90%以上を目標に掲げるNTTドコモは、4月11日に「サービスエリアマップ」を更新した。

2024年3月までに人口カバー率90%以上を目標に掲げるNTTドコモ

 ドコモはソフトバンクauと異なり、既存の4G LTEの周波数帯を5Gに転用したサービス(転用5G・5G NR化)を展開していなかったが、今回更新分から転用5Gサービスを追加した。この取り組みによりエリア拡大に弾みがつく見通し。
 
2022年4月3日時点のドコモの5Gサービスエリアマップ・広域
(5G利用可能スポット非表示)

 これまで「瞬速5G」として展開していた5G専用新周波数のうち、28GHz帯がミリ波、4.5GHz・3.7GHz帯がSub6に相当する。3大都市圏は、都市部を中心に既に広範囲でカバーしており、iPhone 12/13シリーズやミリ波・Sub6対応のAndroidスマートフォンと、ドコモの5G料金プラン(5Gギガホ プレミア/5Gギガライト)またはahamoの組み合わせなら5G通信の利用が可能だ。
 
2022年4月3日時点のドコモの5Gサービスエリアマップ
(5G利用可能スポット非表示)

 5Gギガホ プレミアは「dカードお支払い割」「みんなドコモ割」「ドコモ光セット割」の適用がない場合、月間データ容量3GB以上無制限で月額7315円となるため、20GB未満ならオンライン専用のahamo(20GBまで月額2970円)のほうが安い。さらに、データ残量を気にせず使えるよう、月額4950円で月100GBまで使える「ahamo大盛り」も6月(予定)から提供開始する。
 
データ容量20GB超100GBまで月額4950円の「ahamo大盛り」は6月開始予定

 なお、ソフトバンクは22年3月末時点で5Gエリアの人口カバー率90%以上を達成したが、ソフトバンクがウェブサイトで公開しているサービスエリアマップを見ると、山間部の多い日本全国をほぼ網羅したとは言えず、「9割」は単なる通過点に過ぎないと分かる。(BCN・嵯峨野 芙美)