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山崎製パン、「ロイヤルブレッド」など食パンを平均9%値上げ 2022年1月から

販売戦略

2021/11/05 07:30

 山崎製パンは11月1日に、一部の食パン、菓子パンの価格を、2022年1月1日出荷分から改定することを発表した。

原材料価格の高騰などを受けて、食パン類が平均9.0%、菓子パン類が平均6.8%の値上げに

 今回の価格改定は、10月から輸入小麦の政府売渡価格が19%引き上げられることを受けて、パン製品の主要原料である小麦粉の値上げされたことにより行われる。

 輸入小麦価格は、4月の5.5%引き上げに続き2期連続の値上げとなるほか、油脂類、糖類、包装資材といった原材料価格の高騰や、電気・ガス・軽油などエネルギーコストの上昇、物流費や人件費の増加で、同社は企業努力によるコスト吸収の限界を超えた、非常に厳しい状況になっているという。

 こういった状況を受けて、今回の価格改定では対象製品の出荷価格が平均7.3%値上げされる。製品ジャンルごとの改定率は、「ロイヤルブレッド」「超芳醇」「ふんわり食パン」といった食パン類が平均9.0%、「高級つぶあん」「ナイススティック」「ホワイトデニッシュショコラ」「ケーキドーナツ」「ルヴァンバターロール(6個入)」といった菓子パン類が平均6.8%の値上げとなる。