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売れているのはソニー?シャープ? 4Kテレビは五輪後も需要維持

 全国の家電量販店やECショップでPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、2021年9月の4K対応液晶テレビ(有機ELテレビは含まない)の販売台数は前年同月比96.4%だった。前年実績をやや下回ったものの、東京五輪後も需要が維持されている。


 メーカー別の販売台数シェアでは、トップのソニーを追うシャープとTVS REGZAが前月から差を詰めた。5ポイント差に3社がひしめく混戦模様だ。4位のパナソニックはややシェアを落とし、5位のハイセンスと競り合っているが、両社ともにシェアは10%を超えている。
 

 シリーズ別の販売台数ランキングではトップは前月と変わらずソニーの「KJ-43X8500H」。ただ、8月のようにトップスリーを独占しているわけではなく、シャープの「4T-C50DN2」やTVS REGZAの「50C350X」とほぼ横並びの状態だ。トップ10入りをしたシリーズ数ではシャープが4シリーズで最多だった。(BCN・大蔵大輔)

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。